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光と色に拘るプロが認めたレンズカラー

TALEX FIELD IMPRESSION

私がTALEXを知る以前は、サングラスを掛けることで視界の色味が変化することを嫌い、極力常用を避けてきました。その結果、目を最大の”商売道具”としているフォトグラファーでありながら、何度も雪盲や眼精疲労トラブルに見舞われてきました。
しかしTALEXと出会い共に過ごしたこの一年、特にトゥルービュー系レンズの素直な色再現性と偏光サングラスとしての機能が、高次元でバランスを取れている事を体感し、最近ではアドベンチャー分野での撮影ではもちろん、日常でもサングラスを使う習慣が身に付きました。
また、どのレンズカラーにも感じる優れた偏光/減光性と歪みのない光学性能は、目を保護し、視界を確保し、また時に、光で隠され視認しきれない環境でも前を見通すという、肉眼以上のパフォーマンスをこの目に与えてくれます。これは過酷な辺境地域を主なフィールドとしている身だからこそ特筆できる特徴であり、これほどありがたいことはありません。
『フィールド状況や急変する天候に合わせてレンズカラーを使い分けることは、人を安全へと導く。』私が実際に感じたそのままをご紹介させていただきます。

TALEX LENS COLOR IMPRESSION

場所:ネパール、ヒマラヤ、パキスタン、パルチスタン、日本、他
環境:6000mまでの高所、雪山、岩壁
用途:撮影、登山、スキー
使用頻度:中

色情報を極力スポイルしないという点で、映像業務に従事する人間として極めてありがたいと感じたレンズです。悪天/降雪等、気象条件の関係で視界のコントラストが低い時に好んで使っています。ナチュラルな視界は周辺が暗色環境(岩や森林、土、沢等)でも、周りの空間認識を阻害されないので、装着感が少なくストレスを最小限に抑えることができました。日本の雪の少ないシーズンであれば、好天でも問題ないでしょう。

場所:ネパール、ヒマラヤ、パキスタン、パルチスタン、セルビア、日本、他
環境:6000mまでの高所、雪山、岩壁、河川、海洋
用途:撮影、登山、スキー、空撮ドローン操縦
使用頻度:多

このフィールドテスト期間中、使用頻度の一番高かったレンズカラーのひとつです。トゥルービュー同様、色情報を極力カスポイルしないという点では、映像業務に従事する人間として極めてありがたいレンズカラーです。特筆すべきは、天気等の外環境の条件に関わらず、トータル的にパフォーマンスが高い事。外観から見るレンズの濃さからは想像出来ない明るい視界で、世界のフィールドで幅広く使えます。色彩把握のしやすさから眩しさの制御までのオールマイティーであるという意味では、これ以上撮影に適したレンズは無いと感じています。

場所:ネパール、ヒマラヤ、パキスタン、パルチスタン、セルビア、日本、他
環境:6000mまでの高所、雪山、岩壁、河川、海洋
用途:撮影、登山、スキー、空撮ドローン操縦
使用頻度:多

トゥルービューフォーカス同様、私の中では常用という位置付けのサングラスです。特に遠くの被写体をいち早く見つけ撮影しなければならない時に、ドローン空撮等、風や雪等の気象変化に敏感にならなければならないシーンでは、ほぼこれを使用しています。また、トゥルービュー同様、視界が良くない気象条件、特に凹凸が解りにくく怖い思いをしがちな視界の悪い雪中環境では、このレンズカラーが効果を発揮しました。また、トゥルービュー系よりも若干暗い環境にも対応してくれるため、日没に近い時間帯ではこちらを愛用しています。

場所:ネパール、ヒマラヤ、パキスタン、パルチスタン、セルビア、日本、他
環境:6000mまでの高所、雪山、岩壁
用途:撮影、登山、スキー、空撮ドローン操縦
使用頻度:小

ヒマラヤ等、標高6000mを超す高山と、ピーカン照りの雪上での使用率が高いです。度なしだけの特別色とのことですが、高所専用/日常使用不可と銘打たれた海外製の高所向けのサングラスレンズよりも断然視界が楽でした。また無闇に雪面のコントラストが塗りつぶされたように見えないので、高所向けレンズとしてエベレストオレンジを超える製品は見当たらないような気がします。また日照の多い条件では意外な程黒い岩壁もはっきりと良く見えます。6000mを超える頂上へのアタック。このシーンに太陽が絡むとき、目を守れる数少ないアイウェアといえるでしょう。

高校/大学と登山に打ち込み、プロスキーヤー・三浦雄一郎氏のヒマラヤ登山遠征に参加、ネパールを訪れる。神々しいまでに美しいヒマラヤ山脈、多様で深いネパールの文化とその中で生きる人々に魅せられると同時に、世界最貧国としての厳しい現状にも大きな衝撃を受ける。2004年、ネパールの貧困や差別問題、人身売買の現実などを写真で問題提議することを思い立ち、貧困層の子ども達を主な被写体に撮影活動を開始。以降2011年までネパールを拠点に撮影活動を続ける。
現在は、東京を拠点にフリーランスフォトグラファー/映像カメラマンとして国内外での写真/映像制作に携わりつつ、変わりゆく時流に翻弄されながらも独自の生き方を通し続ける民族、様々な社会問題やその中で力強く生きる人々の姿を通して、人間の原風景的な魅力を「 人の在る風景 」 というテーマで撮影し続けている。


【主な経歴】

2006 – 2013
Nepal News. ltd.社の契約フォトジャーナリストとして、報道/広報/学術分野向け写真撮影を担当。
同時にセルフプロジェクトとして、貧困層に生きる子ども達やヒマラヤの山岳風景をテーマにした撮影を行う。
2008 – 現在
登山家•栗城史多の山岳専属フォトグラファーとして、ヒマラヤ山脈・ダウラギリ、エベレスト、シシャパンマ、アンナプルナ各8000m級峰、及びネパール各所やチベット自治区にてスチール撮影と配信業務に従事。
2010 – 現在
「伝える事=ビジュアルアーツの使命」を理念に、写真とムービーの垣根を越えるべく、敢えて写真だけに拘らず映像撮影にも活発に取り組む。日本を始め、世界各国の特に辺境地域にて放送/中継/記録ストック映像の撮影を担当。2013/10/3 日本テレビ放送網「世界の果てまでイッテQ!イッテQ登山部・イモト ヒマラヤ・マナスル峰挑戦」企画内において山岳映像撮影/マルチコプターによるドローン空撮を担当し、マナスル(8163m)登頂。
2013 – 現在
セルフプロジェクトとして、世界の辺境に生きる民族や職能集団の姿を通してヒトの原的な魅力を探る撮影プランを立ち上げる。第一弾として、ネパールに暮らす遊動民族の撮影プロジェクトを開始。現在プロジェクト継続中。

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