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TALEX PEOPLE タレックスピープル

ドライビング

クルマに乗って、エンジンかけて その後、ひと手間増えたけどコレはいいね。

nakajimaレーシング総監督

中嶋 悟さん SATORU NAKAJIMA


ENGINE
2011年5月号掲載

nakajima レーシング総監督
日本レースプロモーション会長
鈴鹿サーキットレーシングスクール校長

ご使用サングラス「OZNIS XII FACE RX

INTERVIEW

中嶋さんが"サングラス"を使い続けるための、2つのハードル

「サングラスね…持ってるんだけど、大昔のティアドロップ。アレ、レンズ真っ黒だし、人相悪くなるじゃない(笑)。だから、ここ数年ほとんど掛けてないね。」そう言いながら、トレードマークともいえる目尻のシワを見せたのは中嶋 悟さん。そう日本人として初めてF1にフル参戦した経歴を持ち、現在は自身のnakajimaレーシング総監督を務める、あの中嶋 悟さんである。"サングラス"このアイテムに、どちらかというと抵抗感を示した氏がTALEXを知り、ちょうど1年が経つ。果たして、中嶋さんが当初抱いた"サングラス"のイメージは、払拭できたのだろうか。

特に眩しい時、出番が多いというトゥルービュー(フレーム:OZNIS RX FACE03)を掛け、愛車ホンダ・レジェンドを運転する一コマ。

結論からご報告しよう。TALEXを使い出して1年。今は季節に関係なく、時間帯や状況に合わせて2本を使分けるほどの愛用品となった。しかし、冒頭にもあるようにサングラスを掛けることに対し少なからず抵抗感があった中嶋さんが愛用に至るまで。この経緯はいかなるものなのか。

1st STEP

サングラスって、 どれも暗くなるじゃない。

中嶋さんが、このレンズなら使えるかも。そう感じるきっかけとなったのは、最初の体験だった。「サングラスのレンズ。これを選べること自体、知らなかったし、お店で提案された何色かを比較した時、自分の印象(暗くなる)とは大きく違ってたね。」実際に道路での体験後、まず日中用として選んだのは、トゥルービューというレンズカラーだ。 「公道で見た時の第一印象がよかったね。クッキリで自然。歳のせいか、どうしても暗い視界は苦手なんだけど、コレそんなに暗く感じないから長時間の運転にも意識せず使えるかなと思った。」クルマでの移動は、自らハンドルを握るという中嶋さん。 名古屋から東京、そして全国各地のサーキット会場までの往復すべて。驚くのは、その距離。なんと1年で5万キロを超える。「あの乗ってきたレジェンド、そろそろ5年になるかな…もう20万キロ超えてるよ(笑)」

クルマに乗って、エンジンかけて、その後ひと手間増えたけど、アレ掛けないとって(笑)

昨年4月に乗り換えたそうだが、9ヶ月間でオドメーターはすでに45,000。このクルマと時間を共にした、トゥルービュー搭載サングラスの感想、それは「クルマに乗って、エンジンかけて、その後ひと手間増えたけど、アレ掛けないと!って自然にできてますよ。」中嶋さんが1年間実際に使用し、 特にメリットを実感したのは雪道だという。「雪の中の運転て、視界も悪くなるし、どちらかというと皆は嫌がるじゃない。好きなんだよね。理由?クルマが滑るから(笑)。でも、雪面の運転は、光の反射が強くてどうしても目は疲れるでしょ。このレンズだと疲れないから楽しさが持続するね。目的地まで、わざと遠回りしたりして(笑)。」

モアイブラウンって言うんだっけ?このレンズ。いいね、コレ!

TALEXを知って1年間。多くの時間を共にし、今は愛用品となったモアイブラウン(フレーム:OZNIS RX FACE03)。

「今掛けてるんだけど、いいね、コレ!日が傾いた時から日没までの時間帯、前を走るクルマがハッキリするから目がラク。何度もズラして確認したけど、ないより絶対ある方がいいね。」初めてTALEXを体験したその日、高速道路のパーキングから、携帯電話でそうコメントしたのはモアイブラウンというレンズカラーだ。以来、多くの時間を共にすることに。今では移動時間の関係から、このレンズカラーの方が圧倒的に出番が多いそうだ。

このモアイブラウンは、数あるTALEXの レンズカラーラインナップの中では唯一 夜間運転のJIS規格に適合する、いわゆる 透明に近いタイプ。透明に近いとはいえ 特殊な染色フィルターを、透明レンズで挟む独自製法はもちろん同じ。 トゥルービューのように、明らかな雑光カットは できないものの、目に入るイヤな光を優しく変え、 クルマの輪郭などをハッキリさせるのが特徴の レンズカラーだ。使い出して1年。「仕事場の関係から、東京と名古屋の往復が 多くなる。これがね、朝は東に夕方は西にと、いつも太陽に向かって走ってる(笑)。その陽が 低い時間帯にいつも助けてもらってます(笑)。」

2nd STEP

いいレンズ。それは判ったけどサングラスフレームって、若い人向けしかないんじゃない?

「息子の歳ならカッコいいの選べばいいけど、恥ずかしくないのは結構重要かな(笑)。」

少なからず、サングラスに抵抗感があった中嶋さんにとって、日常使い続けるためには、レンズの濃さ同様、フレーム選びが重要なポイントだった。「好きなフレームに組み合わせられるっていうのはいいよね。サングラスって、掛けた時の周囲の印象も大事。 似合わないの選ぶとチームの皆にからかわれるからさ(笑)」中嶋さんは仕事柄、人と接する機会が非常に多い。そのため、周囲からの印象を意識するのは当然のこと。しかし、サングラスはそもそも強い光から目を守るために使うアイテム。できれば意識せずに使っていたい。完成形に何を求めるかは人それぞれだが中嶋さんの場合は、掛けてる!っていう印象を極力抑えるさりげなさと、長時間掛けっ放しでいれるトータルバランスが重要だったようだ。「正直、自分に合うフレームなんてないと思ってた(笑)。ひょっとすると、レンズが気に入っても、掛けなかったかもしれないね。知って良かったよ。しかも、それが安全運転につながるんだから、なおさらいいよね。」

PROFILE

nakajimaレーシング総監督

中嶋 悟

国内レースでの卓逸した実績から、日本人として初めてモーターレースの頂点F1の門戸を開きフルタイム出場を果たす。世界でたった20名程にしか与えられないレギュラーシートを手に入れ、当時日本人に数多くの感動を与えた。現在は、その経験をもとにフォーミュラ・ニッポンやスーパーGTなど国内トップレースカテゴリーにて、自身が運営するnakajimaレーシングで指揮をとる。チームを数々の好成績に導き、若手レーシングドライバー育成にも力を注ぎ、高木虎之介選手やラルフ・ファーマン選手、愛息中嶋一貴選手など世界F1ドライバーへと送り出した。現在もチーム総監督として、チーム運営を含め、国内レースの活性化など、レース界での役割も重要な仕事となっている。

nakajimaレーシング総監督 日本レースプロモーション会長 鈴鹿サーキットレーシングスクール校長