『極限の世界で目を守るために』
「サライの雑誌を見たんですけど、三浦雄一郎さんが使っているサングラスはありますか？」
ご来店されたのはカリフォルニアに在住されている女性のお客様。
登山がご趣味で、これまでマウントホイットニー、ラッセン、
シャスタやレイニヤといった、標高4400m級前後の山を登られたとのこと。
お話をお伺いすると、
「普段使っているサングラスは海外製のもので、
色が濃すぎて見え辛いし、フレームも日本人の骨格には合いにくいものばかりで、
とにかくずれてしまうし、レンズが曇るんです。友人にTALEXをすすめられ、
サライの記事で三浦雄一郎さんがご紹介されていたこともあり、
TALEXのサングラスを購入するためだけに帰国しました!」
わざわざTALEXのためにご帰国、ご来店くださったと聞き、
私たちもうれしい気持ちでいっぱいでした。
TALEXでは、三浦雄一郎氏が2013年に80歳でエベレスト登頂を成功された際に
特別にご用意させていただいた「エベレストオレンジ」というカラーがあります。
8600m級という特異希な高所を想定し、人の目が感じる可視光線域はもちろん、
それ以外の波長域も含め、目に有害とされる光を可能な限りカットするレンズです。
レンズはエベレストオレンジに即決。
次に、登山に適しているフレームをいくつかご紹介させて頂きました。
その中でお気に召されたのはOZNIS（オズニス）の9B02！
テンプルとフロントをつなぐボールジョイント構造（特許取得）の丁番が、
耳の高さの違いや、頭の骨のユガミに対応しフレームを顔の中心にバランスよくフィットさせます。
顔を覆いすぎない上下左右の適度な風防が絶妙なバランスで、
風やホコリ、光の侵入をシャットアウトし、視界を守ります。
実際にその場でボールジョイントを交換し、掛け心地の調整をさせていただくと、
「すごくフィット感がいいですね！ずれないし！これにします！」
後日カリフォルニアからメールを頂きました。
届いてすぐに雪のないミッションピークという800メートルほどの低い山で使用されたそうです。
上り坂が永遠と続き、日陰もない炎天下を往復5時間のコース。
下記は実際に届いたメール文からの抜粋文章です。
「まず、かけた瞬間に自分の目の視力が良くなった？と思うほど、
視野がはっきり見えて裸眼で見るよりも綺麗にみえて目が軽く感じました。
（綺麗に見えるというのはサングラスを通して見る方が、
景色が柔らかく透き通っている様に見えて裸眼は景色がドゲトゲしく見えました。）
レンズは雪山ではない所で使用したので景色の色は赤っぽかったですが、
岩の足場はすっきり見えました。
今まで使用していたサングラスでは使用中でも眩しく目も疲れやすく
常に眉間にシワが寄っていたのが、今回は眉間にシワが全く寄らなかったです！
OZNISのフレームも顔にぴったりで長時間歩いて顔に汗をかいてもズレずに安定していました。
雪山での使用の報告が出来ていないのが残念ですが、かけた瞬間から最後まで
感動の連続で雪山での使用が増々楽しみです。
最高のサングラスを購入できたことを嬉しく思っています。
今度、帰国する際は運転用のサングラスも購入したいと思ってますので
またお世話になると思いますので宜しくお願いします。
雪山に行った際はすぐに使用の報告をさせて頂きます。」
と、希少なご意見とご感想、ありがたいお言葉を頂きました。
これからもお身体にはお気をつけて、登山をお楽しみ下さい。
ご帰国された際には、運転用のサングラス選びのご相談もお任せくださいませ。
