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TROUT FISHING
ANGLERS VOICE
アングラーズボイス
加藤 健
KEN KATO
釣れたから正解とは限らない。大切なのは、なぜ釣れたのか?
ルアーフィッシングのなかでも、独特の世界観をもつトラウトルアーフィッシング。ターゲットであるトラウトの美しさに幼い頃から魅せられ、日々フィールドに通う加藤 健さん。社会人となってからメインフィールドに位置づけた北海道に、地元青森から移住を決断。季節を問わず、時間の許す限りフィールドに通い続ける彼は地元のアングラーからも一目置かれる存在。気難しいとされる大型のトラウトを効率よく釣り上げるために、TALEXレンズのサングラスは手放せないギアだという。その真意を訊いてみた。
TALEXとの出会いを教えてください。
私がTALEXレンズを使い始めたのは20年以上前、社会人になって初めての給料で購入しました。 使い始めてすぐ、自分の”世界“が一気に広がったと感じたのを今でも鮮明に覚えています。 というのも、それまで使っていた偏光グラスでは対象物が歪んで見えたり、天候によっては掛けない方がマシだったりと、とにかくストレスを感じることが多かったのですが、偏光レンズの視界って、そういうものだと思っていたわけです。 TALEXレンズの視界を知ったことで、それら気づきと、もっと早く使っていればという後悔と…。 以来、TALEXレンズ一筋です。とにかく、このレンズは掛けている感がないというか、存在自体を忘れさせてくれるから、何時間でも釣りに集中できるんです。
自分の世界とは一体?
私が、広がったと感じた世界とは「見える化」です。TALEXレンズによって得られる、見たいモノがストレスなく見える視界は、確実に自分の釣りスタイルを成長に導き、釣果に結びつけることが困難な時にも常に支えてくれました。
ここでいう自分の釣りのスタイルとは
- 好きな道具で
- いかに効率よく
この2つのポイントを一連の流れとして、そこに居るであろう魚を引き出すことです。
特に、道具に関しては拘りがあって、メリット・デメリットは勿論のこと限界値を知ることに重きを置いています。例えば、ルアー1つをとっても着水してからの泳ぎ出し、流れや水量による潜行速度やレンジキープ力、アクションの変化を納得いくまで使い込みます。 その上で、魚がどのような反応をして、どのようにバイトしてくるのか、ヒットに持ち込めた場合には、魚をどう誘導しランディングにもっていくのか。 釣れたから正解!とは限らないわけで、なぜ釣ることができたのかを自分なりに分析し、経験として積み重ねていく。それを様々な天候や水況で何度も何度も繰り返すようにしています。その積み重ねが結果的に釣果に繋がっていると感じています。
「見える化」=「効率化」なんですね?
短時間の遠征が多い私は1分1秒でも無駄にしたくないため、効率を求めてのランガンが基本スタイルです。そのときに一番可能性のある場所を求めて移動を繰り返します。 フィールドに立ち、水質や川の流れはもちろん、湖流を確認し、経験の引き出しと照らし合わせて可能性に近づく。その判断を誤らないためのアイテムとして、TALEXレンズは外せないわけです。「見える化」とはそういう意味で、可能性の高い場所だけをランガンするには信頼できるレンズが絶対に必要なんです。
「見える化」以外のメリットを教えてください。
偏光レンズに求める要素として、もうひとつ「守ってくれる」も外せません。私はかなりの近眼で普段からメガネとコンタクトレンズを使用するため、目への負担は尋常ではありません。紫外線による目への影響は言うまでもなく、一生付き合うカラダの一部なので、少しでも負担を減らして守りたいもの。TALEXレンズは紫外線をスペック通り確実にカットしてくれていると私自身が実証済です。 また、トラウトフィッシングでは外的要因から目を守ることも重要です。新規ポイント開拓のために身の丈以上の藪こぎをすることもよくあります。 木の枝などが顔に当たることはしょっちゅうで、過去に何度もサングラスをしていて助かったと感じたことがあります。木の枝だけでなく、ブヨなどの虫は目の周りを飛びまわるため、集中力を奪いがち。サングラスをすることで、それらストレスはかなり軽減されていますね。
加藤さんのこれからを教えてください。
色々な可能性を模索しながらストイックに、可能な限りフィールドに立ち続けることです。今はネットで天気や水況を知ることができますが、釣りにならないような予報でもいざフィールドに行ってみたら、思いの外釣りができることは多々あります。その時にフィールドに立てたか立たなかったかで経験値は変わってくる。自分は自分の目で確認しないと納得できない性分なので、フィールドの状況をみて判断したい。無駄足かもしれないが、その経験値が強みになってくれます。自分の目で見るものを信じるためにはリアルに水況を見せてくれるレンズは必須で、TALEXレンズは確実に強い味方になってくれます。色々な可能性をストイックに模索し続けるために、自分の折れない気持ちをキープさせてくれるアイテムだと思います。
加藤 健 かとう たけし
小学低学年からトラウトの美しさの虜になり、カバンには教科書ではなくコンパクトロッドを入れ登校し帰り道に釣りをしていた。青森県出身だが、まだ見ぬトラウトを求め北海道に移住し道内を釣り歩き、さらに現在イトウを知るため道北に移住。ソウルズフィールドスタッフ。
- 着用サングラス Zeque TITICACA
TROUT FISHING
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