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SALT WATER FISHING
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村岡 昌憲
MASANORI MURAOKA

視覚で釣る、シーバスデイゲームの妙味
広大な干潟といくつもの流入河川を抱える東京湾のシーバス生息数は、国内トップクラス。 そんなフィールドでデイゲーム攻略の可能性を探り続ける、 湾奥育ちの村岡昌憲さんに、TALEXレンズを選ぶ理由を聞いた。

日中のシーバスゲームにおいて村岡さんがフィールドで重視していることとは何でしょうか?
まず、デイゲームでは偏光グラスがマストアイテムだということ、そして日中に得た情報はナイトゲームの釣果にも大きく関わってくるということを知ってほしいですね。私がデイゲームで必ず偏光グラスを掛ける理由は3つ。一つは水の透明度やニゴリを確認するためです。同じニゴリでも白っぽいのか茶色っぽいのか、その質を見分けることはとても重要です。濁っているかどうかは肉眼でも判断できますが、偏光グラスで見るとニゴリがどのくらい広がっているのかまで分かります。それが分かれば魚の付いているレンジが浅いのか深いのか、さらには手前に寄ってきているかもしれないといった予測ができます。
PHOTO:SOICHIRO URA

次がボトムの地形。カケアガリやくぼみ、大きな底石など、ヨレや潮目といった水面変化を作り出すストラクチャーは、シーバスの付き場でもあります。つまり、そんな地形が見えれば、ルアーをトレースするコースを決めることができるわけです。そしてもうひとつがベイトの種類。これはある程度の経験が必要な部分ではありますが、水中に泳ぐベイトのシルエットでイワシなのかサッパなのか、またはサヨリなのかが分かります。それを見てアクションを決めていく。こればかりは少しでもニゴリが入ると、偏光グラスなしでは見えないですね。私がレンズ性能にこだわるのはこれら3つの要素をできるだけ正確に見たいからです。水質と地形、そしてベイトの種類を少しでも正確に判断できれば、効率よくシーバスに近づくことができますからね。
PHOTO:SOICHIRO URA
そこでたどり着いたのが、TALEXレンズということですね。
私がこのレンズを選ぶ理由の一つとして、見え方にムラがないという要素は大きいですね。過去に使ったレンズには、正面は見えやすいがサイドや端のほうはゆがんで見えたりするものもありました。TALEXレンズはフレーム内がすべて裸眼感覚で見えるので、長時間の使用でも疲れないですし、掛けていて心地いい。さらに黒いフィルターが掛かったように見えたりすることもありません。

レンズカラーについてはどうでしょうか?
最終的には好みというか目との相性の問題だとは思いますが、私は『ラスターオレンジ』と『イーズグリーン』を好んで使っています。朝マヅメ、日中、夕マヅメと、デイゲームで光量が大きく変わるのは基本的にこの3段階だと思います。私の場合は薄曇りやマヅメ時に使える比較的明るめのレンズカラーで1日をとおして使うようにしているんです。そのほうがトータルで変化を見つけやすいと感じます。人によっては時間帯やフィールドでレンズカラーを使い分けている方もいると思いますが、私は時間も場所も関係なく、同じレンズでとおしています。
PHOTO:SOICHIRO URA

ずばり、デイゲームでは偏光グラスが釣果アップにつながると?
質の高いレンズを使ってフィールドに通えば、毎日得られる経験値は確実に上がってくると思います。地形と潮目の関係が分かってくるとか、魚の付きやすいボトム形状が把握できるようになるとか、見えていないと判断できない部分は結構あるものです。1~2年もすれば着実に上手な人になるのではないかと思いますね。
PHOTO:SOICHIRO URA

村岡 昌憲 むらおか まさのり
本業は環境対策業界に身を置き、臭気コンサルタントとしてテレビ出演も多数こなす。魚の生態に基づいた理論で、次々にシーバスを攻略していく姿は湾奥のカリスマとも呼ばれている。自身の運営するホームページ、東京シーバスネットや各種メディアを通じて、”湾奥のスズキ釣り”の魅力を世に広めている。
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