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標高が高くなれば、紫外線も強くなる

UVという言葉はいまや化粧品などのテレビCMで普通に使われるようになり、誰でもその有害性を知っている。この紫外線、標高が高くなればなるほど強くなる性質を持ち、標高が1000m上がれば10%強くなると言われる。つまり山は高く登れば登るほど強い紫外線を浴びることになり、エベレストをはじめとする8000m峰は、海抜0メートルに比べると80%も紫外線が増えた環境に身を置くことになる。デスゾーンといわれる標高7000m超えの世界とは、気温や酸素の薄さだけでなく、紫外線というファクターだけをとってもいかに生物が過ごすのに適さないかよく分かる。

1938年の創業以来培ってきたテクノロジーと熟練の技によって生まれたエベレスト専用レンズ

TALEXが新しく発表したエベレストオレンジはこうした世界で人間の目を守るという目的のためだけにつくられたレンズだ。直接光を94%、雪面から乱反射する雑光99%、紫外線、ブルーライト、赤外線を99%それぞれカット。世界で一番過酷な場所で目を守るレンズとは、かくもハイスペックになるのかと驚くような数字が並ぶ…。

靴やウェアと同じように大切な ❝登山道具❞のひとつ

エベレストほど過酷で特殊な状況に置かれなくても、それがたとえ1000mを下回る低山ハイクであっても、登山というアクティビティに、いまやTALEXの偏光レンズは欠くことのできない「道具」となっている。特に光が雪に乱反射する冬山では、偏光レンズは時として命に関わる道具となる。「雪目」という言葉を聞いたことがないだろうか。裸眼や、あるいはUVカット機能のないアイウエアをかけて晴れた日にスキーをすれば、夕方には目が真っ赤になってヘタをすれば翌日は目が開けていられなくなるあれだ。目が長時間強い紫外線にさらされることで角膜の表面が傷ついてしまうのである。スキーなら翌日はゲレンデのレストハウスでビールでも飲んでいればすむ話だが、登山ではそうはいかない。登ったら下山しなければいけないし、縦走なら次の峰への行程がある。装備としては軽んじられがちなアイウエアだが、実はとても大切な道具だということがおわかりいただけるだろう。

日本の登山シーンでサングラスレンズに求められる3つの要素

ここで登山に求められるアイウエアの機能について考えてみよう。求められる機能は3つある。
まずはすでに述べた通り、紫外線をカットすること。次に歪みのない視界を確保してくれること。3つめがクリアな視界を確保するための偏光機能を有することだ。
紫外線カットについてはすでに述べたのでレンズの歪みから解説しよう。レンズの曲面が強い一部のアイウエアは、かけたときにめまいを起こしたように感じることがある。本来度が入っていないはずなのに、度が入っているような不快な感じ。あれはレンズの厚みにムラが生じて起こる視界の歪みが原因だ。稜線を行くときに、歪んだ視界のために踏み出す足先に狂いが生じたら、滑落事故に繋がることだってある。

次に偏光について。目に入る光のうち、映像の見え方を狂わせる乱反射光(雑光)を取り除き、クリアな視界を確保するのに有効なのが偏光レンズである。山行では斜面や木々からの雑光によって目は知らず知らずのうちに疲れていく。これを防ぐことはとても大切だ。偏光レンズは簡単に言えばレンズに特殊なブラインドがついていると思えばいい。ブラインドによって一定方向の光以外は目に入れないので、視界の中で光の乱反射が抑えられ、常にクリアな視界が確保されるというわけである。これら3つの要素を高い次元で満たしているのがTALEXの偏光レンズだ。

目にするすべての色彩をありのままに

約20種類あるTALEXのレンズカラーのなかでも特に登山者に勧めたいのは、トゥルービュー。自然な色に特化したナチュラルな視界は、長時間の山行でも違和感がない。加えて高い偏光機能によって、ものの形や色が裸眼よりはるかにはっきりと見える。なにより、夕方テント場についてザックをおろしたときに、目がまったく疲れていないことに驚くはずだ。そして、目が疲れていないだけで全身の疲れまで軽減されていることに二重にびっくりするだろう。いいアイウエアとは、あつらえた登山靴以上に重要な「登山道具」になってくれるのだ。


これまで偏光レンズ専門メーカーとして培ってきた経験と技術の結晶、それがトゥルービュー。どんな天候でも人が快適と感じる偏光度と可視光線透過率の最適なバランスを追求。さらに、目にしたすべての色彩を正しく再現する特別な機能。雑光を抑えながら、見えるモノすべての色彩やディテールを損わないトゥルービューの視界は、あらゆるシチュエーションやジャンルでリアリティ溢れる視界を提供します。



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