障害物のないオープンな上空と違い、街中でドローンを飛行させる場合
- 周辺の障害物と飛行するドローンとの距離感
- 操縦者とドローンまで距離感
- 障害物にドローンが隠れて見えない時のイメージ
これらを把握または想像できることが、とても大切です。
なかでも距離感は、見誤ると電線や電柱、建物などの障害物に衝突させてしまったり状況によっては人に接触させてしまう危険性もあります。自分自身がイメージする機体の位置と、実際の位置この正確な距離感覚を身につけることが出来ればイメージ通りの撮影ができるようになります。
今回、撮影協力いただいた石井 邦彦さんは撮影業務のなかでドローンを操り、迫力あるシーンを映像として収め、多くの視聴者を魅了してきたプロのカメラマン。様々な障害物が存在する街中でのドローン撮影に同行し、どのようなポイントに注意すればイメージ通りの映像が撮れるのかを解説いただきました。
Q. 石井さんはカメラマンを職業とされてから、どのくらいですか?
カメラマンという職業は15年になります。撮影にドローンを活用するようになってからは10年くらいかと思います。
Q. ドローン撮影の魅力を教えてください。
仕事で、7000m級のヒマラヤなど高所から車や人が行き交う街中まで、様々な機材を使って撮影するんですが、やっぱり自分の目では見ることができないアングルから撮影ができることが一番の魅力です。
Q. ドローン撮影でサングラスを着用すべき理由を教えてください。
まず、なんといっても眩しさ対策です。常に上空を飛ぶ機体を目で追うわけなので、太陽と重なることもあります。機体を見失わないためにも、眩しさを抑えて見やすくしてくれるサングラスはマストアイテムといえるでしょう。わずか数秒でも見失うと、見つけ出す・探すという時間が発生し、それはリスクへと繋がります。あと、街中での撮影では太陽に照らされた建造物と機体が重なることも結構あります。より的確に機体の置かれている状況を把握するために、サングラスは有効なアイテムだと思います。
Q. 街中でドローン撮影をする際、苦労(注意)することは何ですか?
街中では当たり前ですが、周りの人への安全を配慮して飛行させます。また、一般的な建物以外にも構造物や電線等、自然の地形とは違った様々なリスクもあります。山など自然の中より、狭い範囲内での飛行が求められるため、フライト前の空間認識にも注意します。距離感を少ない誤差で把握するためにも、奥行き感というか立体的に見えるTALEXレンズは安全飛行に繋がりますし、とにかく安心感が違いますね。TALEXのサングラスを実際に掛けたり外したりすると、その有効性が手に取るようにわかるはずです。
Q. TALEXレンズを使うようになって、感じたメリットはなんでしょう?
裸眼だと、背景に機体が重なって見えなくなることがあったんですけど、TALEXレンズを使うようになって、それがずいぶん減りましたね。機体がどこにあるのか、よくわかる。太陽の角度も背景も、いつも同じではないので、どのくらい違うかを表現するのは難しいですが、自分なりに手応えがあるというか、認識しやすい領域で操縦出来ています。今回、メガネミュージアムの撮影でもありましたが、いつも障害物と機体が一直線状に目視できるとは限らないんです。機体が建造物の裏側に隠れている時にも、立体視というか、機体のイメージが正しくないと衝突する可能性は高くなります。機体が隠れるギリギリの瞬間まで距離感覚を把握できていて、想像が実際の位置に近い状態にある、それが重要なんです。
まとめ. TALEXレンズを通した視界でドローンを飛行させることで
- 周辺の障害物と飛行するドローンとの距離感
- 操縦者とドローンまで距離感
- 障害物にドローンが隠れて見えない時のイメージ
これらを把握または想像しやすくなります。
TALEXレンズによって正確な距離感覚を身につけてイメージ通りの撮影を楽しんで欲しいですね。
Q. 最後に、石井さんにとってTALEXとは?
裸出かける時に持っていくモノ。
サイフ、ケータイ、サングラスという感じでしょうか。
日常でも手放せない相棒です。日差しが強い時はもちろんですが、どんよりした曇り空でも雑光をカットしてくれて、暗く感じないのが嬉しい。自転車に乗りながら撮影ポイントを探したりするんですが、偏光レンズなので、前から来る車のドライバーの動きも見えるし、道路の反射も防いでくれるので認識し易い。とにかく安全で快適です。