ENGINE 2010年2月号掲載
ご使用サングラス「OZNIS XII FACE RX 」
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ドライビング
サングラスは嫌いだった・・・・・・。
レーシングドライバー
ENGINE 2010年2月号掲載
ご使用サングラス「OZNIS XII FACE RX 」
レーシング・ドライバーは目が命。ピットのサインボードを200㎞/h以上のハイ・スピードで読み取ることはもちろん、コーナーの曲率、ライバル車の動き、路面の状況など、目から入る情報から瞬時に的確な判断を下し、ステアリングを切ったり、アクセルやブレーキをコントロールしなければならないからだ。サーキットでよく見えないときの怖さを何度も実感しているので、普段の運転でもサングラスはかけてこなかった。暗いトンネルに入ると見えづらくなり、色も変化してしまう並みのサングラスは危険を呼ぶだけ、と思っていたからだ。しかし、タレックスの偏光レンズを使ったサングラスは違うという。タレックス認定プロショップ「decora TOKYO」を訪ねた。
スタッフと相談しながら選んだサングラスは、オズニスのトゥエルブ・フェイスRXというフレームにタレックスの定番、トゥルービューを組み合わせたもの。
軽くて装着感が抜群なのがいい。普段サングラスをかけていないので少しでも重かったり、こめかみが圧迫されたりすると頭痛が始まってしまう。しかし、テンプルにβチタンを使用したというトゥエルブ・フェイスRXは、レンズを含めた重さが17 gしかないから、かけていることを忘れてしまうほどだ。
早速、このサングラスをかけて都心を走る。肉眼だとフロント・ガラスがギラギラと反射しているだけの対向車だが、このサングラスをかけると、室内のドライバーの様子がハッキリとわかる。向こうから携帯電話を操作しながら運転している人が来た。センターラインを超えてくるかもしれない。危険性のあるモノやコトが、まずハッキリと見えることはとても安全だ。
翌日はサングラスをかけて筑波サーキットへ。常磐道は流山ICから柏ICあたりまでトンネルが断続的に続く。トンネルを出て、冬の夕陽を浴び、またトンネルといった明暗が繰り返す状況でも目が眩まない。長距離ドライブにもってこいだ。
サングラスなんてただのカッコつけだと思っていたが、タレックスの偏光レンズは視力が上がったみたいによく見える。先行車のテール・ライトの光の輪郭がボヤけず、ピントがピシッと合う。ストレスがないどころか、むしろ嬉しいサングラスだ。いやもう谷口、感服!みなさんにもうひとつ!よく見えることは、 安全だけでなく運転の上達にも直結しますよ。
レーシングドライバー
谷口 信輝