こんにちは!タレックスの松村です。
4年前、ゴルフや釣りが大好きな友人にサングラスをプレゼントしたんですが、先日その友人に「使うたびキレイに拭いてるんだけど、最近レンズに細かい傷が増えてきたんだよね。これって何で?」と聞かれました。
実は、あなたのサングラスも“大切に扱っているからこそ傷がついている”かもしれません。
今回は、その理由について説明していきたいと思います。
※この記事は「PPL75(プラスチックレンズ)」を対象とした内容です。なお、「ノンコート」レンズの場合は対象になりません。予めご了承ください。
TALEXレンズはハードコーティング、その上にマルチコーティングを施しています。厳密に言うと、レンズの傷ではなく「コーティングに傷が入る」という場合が多く、私の友人もそうでした。
どうしてコーティングが傷つくのか?主な原因は「過度な乾拭き」です。ホコリ、砂埃、黄砂などがレンズに付着したままレンズを拭くと、細かい傷となってしまいます。
他にもティッシュや服の裾(すそ)などでレンズを拭く方が多いですが、こちらも傷の原因となります。
レンズが汚れたと感じた場合はまずは水洗い、もしくはメガネ専用のクリーナーなどで洗ってから、ティッシュやキッチンペーパーで水分を抑えるように拭き取り(ゴシゴシと擦らないでくださいね!)最後にメガネ拭きで仕上げると良いです。
お湯はプラスチック製品の変形に繋がる恐れがあるので、冷水で洗ってください。
そして、洗った後はしっかり乾燥させてからケースで保管してください。
どれだけ強力な傷防止コーティングが施されていても、何年も繰り返し表面をゴシゴシしていると摩耗していくもの。私個人的には、「毎日拭く」よりも「定期的に洗ってから拭いて、しっかり乾かす」ことがキズつきにくいポイントだと思っています。
毎日使う大切なアイテムだからこそ、キレイに保っていたいですよね。ぜひ参考にしてみてください!