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SUNGLASS LIFE

TALEX JOURNAL

雪山登山でのサングラスについて

雪山登山をする方にとって、一番の大敵が 「雪目」と言っても過言ではありません。
雪目って?と思われた方は要注意!今回は雪目の症状と予防方法についてまとめましたので、ご参考にしてください。
そしてサングラスのレンズカラーによって、雪面の見え方が違ってきます。あなたの登山スタイルによってチョイスするカラーが違うと思いますので、比較写真をも合わせてぜひご覧ください。

目次

雪山登山でのサングラス ~雪目について~

雪山登山でのサングラス ~雪目の予防について~

雪山登山でのサングラス ~レンズカラー~

雪山登山でのサングラス ~雪目について~

雪山で偏光サングラスは必要不可欠な装備です。それはなぜか?偏光サングラスであれば、雪面から反射する光を抑え、目の疲れが軽減します。また、反射がなくなることにより、雪面の凸凹や雪質が見やすくなります。そして、“雪目”にならないために、かけなくてはなりません。

雪目とは
目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷ついてしまう現象です。そう、眼の日焼けと考えてください。

症状
強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」「目がゴロゴロする」「涙が出る」「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。

雪目の怖いところは、症状が出るまでの時間差。ちょうど一日の山行が終わる頃にこの症状がやってきます。キャンプや山小屋で泊まるとき、もしくは帰りの車の中で…。そしてこの症状。「なんだ、そのくらいか。」と考えた方は要注意!目を開けていられない痛みと違和感で涙が溢れ、とても行動できません。

雪山に2~3泊される方ですと、下山することもままならない可能性があります。また危険をいち早く察知しないといけない雪山登山において、目を細め、痛みに耐えることを考えると、致命傷になりかねません。

では、雪目にならないためにはどうすればいいのでしょうか?

雪山登山でのサングラス~雪目の予防について~

雪目を防ぐためには紫外線対策が必要不可欠です。その対策としてピッタリのアイテムがサングラスとなります。

1.紫外線カット率は99%以上のものを!
より有害で、目に深刻なダメージを与える紫外線の波長域をカバーできるものを選びましょう。

2.上からの紫外線対策は当たり前!
帽子をかぶっているから大丈夫。ではありません。雪は紫外線を反射します。ただ眩しい日差しだけが反射しているのではなく、紫外線も反射していますので要注意。サングラスと、帽子やバラクラバなどを併用し、全方位から襲ってくる紫外線をガードしましょう。

3.サングラスの形状にも注目!
「レンズが湾曲しており、顔にそっているサングラス」「テンプル(フレームのつるの部分)が太く、レンズが大きいサングラス」などは光が顔との隙間から入りにくく、紫外線を防いでくれます。サングラスのフレーム選びはかなり重要です。登山用品店、メガネ屋さんでお顔に合ったものを選びましょう。

4.ぜひ偏光レンズを!
紫外線だけであれば、透明レンズのメガネでも防ぐことができます。しかし、かなり強い太陽光、そしてその反射のギラつきを考えた時、目にはかなりの負担がかかっています。強い光が原因で目も疲れてしまいますし、フィジカル的メンタル的に疲れてしまうことにもなりかねません。しっかりと反射を抑えることができ、なおかつ天候の急変や、ガスが急にかかったときにも対応できるレンズの濃さをオススメいたします。

私は一度雪目になってしまった経験があります。雪目になると動けません。ゴールデンウイークの楽しい春スキーでしたが、テントの中で1人、目の痛みと戦っていました。休憩のたった10分。カッコイイからと買った顔に合わないサングラス。暑いから脱いだ帽子。ほんの些細な気の緩みで雪目になってしまうことがあります。くれぐれもご注意ください。

雪山登山でのサングラス ~レンズカラー~

雪山登山において、紫外線から目を守るサングラス、雪面の照り返しを抑えてくれるサングラスは必要不可欠です。しかし、レンズの色が濃すぎたり、レンズの歪みや揺れなどにより感じる違和感で、どうしても外したくなることがあると思います。

色が濃すぎず、急な天候の変化にも対応しやすい。そして雪山の美しい景色をより美しく見せてくれるレンズをご紹介いたします。

 

【トゥルービュー】
雑光カット率99%、可視光線透過率30%


雪面からの強い照り返し“雑光”を抑えながら、景色の色彩やディテールを損わないトゥルービューは、美しい雪山の景色をより鮮明にしてくれます。

 

【トゥルービュースポーツ】
雑光カット率99%、可視光線透過率30%

雪面からの雑光をしっかりと抑え、トゥルービューのナチュラル感はそのままに、コントラストを上げることにより、雪面の凹凸をハッキリと認識することができます。

 

【アクションコパー】
雑光カット率99%、可視光線透過率30%

TALEXのレンズラインナップの中で一番コントラストが上がるカラー。明暗をハッキリとわけることにより、遠くの雪の状態までしっかりと見極めることができます。それでいて、長時間かけても違和感ないカラーに仕上がっております。

雪山ではコントラストが上がるレンズカラーが、雪面の凹凸などの情報が入ってきやすく、オススメです。しかし、色味が変わらず、かつしっかりと反射を抑えてくれる、トゥルービューは雪山の景色を楽しむには、もってこいのレンズといえるでしょう。

あなたの登山スタイルによってレンズカラーを使い分けてください。

いかがでしたか?
雪目になることの恐ろしさが伝わりましたでしょうか。
予防方法を知っていただき、お顔に合ったサングラス、そしてレンズをお選びいただければ、あなたの雪山登山はもっと楽しくなるはずです。正しいサングラス選びで、快適な雪山登山を!

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このブログ記事を書いたスタッフ

中野 高彰TAKAAKI NAKANO

  • 趣味/ロッククライミング・スキー
  • 好きな場所/富士山
  • チャームポイント/えくぼ

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