「サングラスが欲しい」そう思った時に、あなたならどうしますか?ネットで「サングラス 人気」で検索でしょうか。
検索結果のベスト5から選べば間違いないかな。
確かに手っ取り早い気がしますが、実はあまりオススメではありません。なぜかと言うと、サングラスは顔に掛けるものだから。
カラダのサイズに関係なく使うアイテムなら、ネットの口コミやレビューで選べばいいけれど、サングラスは掛けてみないと似合うかどうかは微妙です。微妙というより、結構な確率で似合わないことが多いです…
そこで今回は、どういったポイントを抑えれば自分に似合うサングラスを選ぶことができるのかをお伝えしていきます。
目次
「似合ってるね!」と言われるサングラスを手に入れるには?
掛け比べる際の重要ポイントPART1
掛け比べる際の重要ポイントPART2
まとめ
「似合ってるね!」と言われるサングラスを手に入れるには?
人の顔がそれぞれ違うように、顔幅も違うし、鼻の高さも違います。カッコよく撮影された製品画像やモデルの着用イメージだけで、あなたの顔にピッタリ、しかも周囲から「それ、似合ってるね!」と言われるサングラスを手に入れるのは、なかなか至難の技。
鼻筋が通った欧米人が掛けている写真に憧れて、思わずポチッとカゴに!荷物が届いて箱を開けて、さぁ似合うかなぁ?! あれ? 鼻に乗らないし、こめかみが痛い… どうしよう(汗) そうならないように、サングラス専門店で10年以上の経験からアドバイスをさせていただきますね。
☑ とにかく、色々実際に掛けるべきです。
“お店にあるものは商品なので扱いは丁寧に!”さえ、心がけていただければ、遠慮はいりません。
数本掛けてすぐにコレがいい! となることは期待しないでください。掛け比べれば、こういうカタチは似合っているな、これは多分ズレてくるな、なんてのがわかってきます。
では、どんな点を注意すればあなたに似合うサングラスに近づけるのかを解説いたしましょう。
掛け比べる際の重要ポイント PART1
POINT1:どんなシーンで掛けることが多いのかをイメージしてください。
ランニングやロードバイクなどスポーツで使う場合と、普段使いの場合では、サングラスに求める機能やデザインが違うので、まずはそこがポイントです。
スポーツシーンでは、動きを伴うのでフィット感が高く、視野が広いモノ。そして、ズレにくいタイプがベストです。スポーツサングラスと呼ばれるタイプは、鼻や耳など接触する部分にラバーを多用するなど工夫されています。
一方、普段使いが多い方は、どんな服装にも馴染むようなメガネの延長的なデザインが良いでしょう。
一年を通して一番多く使うシーンの服装で、店舗に行くとさらに◎
POINT2:掛けた時、自分の顔幅に合っているかが大切です。
好みのデザインでも、こめかみにガッツリ当たってキツく感じるモノは避けた方がいいでしょう。逆に、ゆるくてズレそうなモノも避けるべき。サングラスといえども基本設計はメガネと同じ。
調整は出来ますが、顔から大きくはみ出たサングラスは周囲から見るとあまりカッコイイものではありません。
鏡の前で正面から見て、サングラスの端が顔から少しだけはみ出たくらいがベストです。サングラスの幅はアイテムによって様々なんです。
掛け比べる際の重要ポイント PART2
最後に、特に大切な3つ目のポイント「眉毛との位置関係が決め手!」についてご紹介したいと思います。
POINT.3:眉毛との位置関係が決め手!
下の写真のように、欧米人がサングラスを掛けたら、どれもカッコよく見えますよね。その理由は何だと思われますか?
男性の眉毛をご覧ください。サングラスのフレーム上部と重なっていますよね。それが答えです。彫りの深い欧米人がサングラスを掛けると、しっかり鼻に乗ってサングラスの上部で眉毛が隠れてくれる。だからカッコよく見えるのです。
一方、彫りの浅い東洋人だと、どうしてもサングラスが下がり気味になってサングラスより上に眉毛が…
これが3つ目のポイントです。完全に隠れなくてもOKなので、上下サイズの異なるモノをいくつか掛けてみてください。離れすぎなければ大丈夫です。
鏡で顔全体を見るのではなく、3つのポイントに注意して、たくさん掛けてみてください。
「でも… 店員さんの横で、そんな何本も掛けられないよ」と思われた方、私が勤務するTALEXの直営店ショールームに、ぜひお越しください。
気兼ねなく、何本でも掛けていただいて構いません!
3つのポイントはもちろん、顔や髪の色に合ったフレームカラーなどもアドバイスさせていただきますので、関西在住の方は、ぜひご検討くださいね。
私自身、昔から視力が良かったのでメガネ屋さんに入ったこともなく、サングラスをどう選べばいいのかわかりませんでした。雑誌で紹介されているサングラスの中で、これカッコイイな~と思うデザインを探して予算が合えば、次はその商品を販売している近くのお店を探す。
お店に行って、ちょこっと掛けてみて、おかしくなければ「コレください!」という経験が過去に2回ほど。気に入ってはいるけど「そのサングラス似合ってるね! どこで買ったの?」なんて嬉しい言葉をもらった記憶はほとんどありません。「カッコイイサングラス」と「似合うサングラス」は別物なんですね。
皆さんぜひ、サングラス選びのポイントに注意して「それ、似合ってるね!」と言われるサングラスを手に入れてくださいね。