今回はコンタクトとメガネを使い分けている方に、コンタクトとサングラスを併用した場合のメリットと登山でコンタクトを使用する場合のデメリットをご紹介いたします。
登山の際、サングラスを度数付きにしてしまった方が良いのか、コンタクトの上から度数なしのサングラスを着用した方が良いのか、悩まれる方が多いと思います。そういった方にはぜひ参考にしていただければと思います。
【コンタクトとサングラスを併用した場合のメリット】
・サングラスを必要としないシチュエーションでは外してしまえば良い。
→度数付きのサングラスにした場合、メガネへかけ替える必要性があります。
・レンズに度数が入らないため軽い。
→度数が強い方はレンズがかなり厚くなってしまいます。
・レンズカーブ(6カーブ、8カーブ)のスポーツサングラスをかけることができる。
→湾曲したレンズに度数を付けた場合、視界に歪みが発生したり距離感が変わるなど、違和感が出る方もおられます。ですが、コンタクト×サングラスの場合、見え方はほとんど変わりません。(稀に違和感が出る方もいらっしゃるので、購入する前に確認しましょう。)また、近視が強い方や遠視の方は、湾曲が強いレンズには度数を付けられない場合もありますので、その際はコンタクトを選択するのが良いでしょう。
【登山でコンタクトを着用する場合のデメリット】
・砂埃が目に入る。目の乾き。
→こちらはサングラスをかけることで予防できます。
・衛生上に問題がある。
→指を使っての付け外しが必要ですが、綺麗に手を洗うことができない場合が考えられます。
・標高の高い山や雪山では保存液が凍ってしまう可能性がある。
→山小屋やテント泊では、凍らせないようシュラフの中や胸ポケットで保管するなどの工夫が必要です。
・そもそもコンタクトを利用していない人にとっては慣れる必要がある。
→鏡なしでもコンタクトの付け外しができるよう慣れておくと便利です。
メリットとデメリットを考え、コンタクトとサングラスを組み合わせて使うと良いでしょう。また、紛失してしまった場合や、どうしてもコンタクトをつけることができない場合のためにも、予備のコンタクトやメガネを持っておくことをオススメいたします。
次回はメガネ派の方にはかかせない?メガネ×オーバーグラスのメリットデメリットを紹介していきます!