皆さんこんにちは。
今回は、偏光サングラスをかけられる上でのメリット・デメリットについてのブログです。
偏光サングラスを既にお使いの方、またご存じでない方にも合わせてお伝えできればと思い書かせていただきました。偏光サングラスは、一般のサングラスと比較すると余分な反射が消えて、見え方もスッキリするのでとてもおすすめです。しかし、実は使用しにくいシーンもあるのです。
偏光サングラスのメリット
偏光サングラスにデメリットはあるの?
偏光サングラスの意外な使用用途3選
まとめ
偏光サングラスのメリット
「偏光サングラス」はみなさんご存じでしょうか?ようやく国内でもサングラスが馴染んできた昨今、偏光サングラスはまだまだ知られていないサングラスのカテゴリーかと思います。
偏光サングラスについて簡単にわかりやすくお伝えすると、反射が消える魔法のようなサングラスです。
え?反射が消える?どういう事?と思われる方もいらっしゃるかと思いますので、解説をさせていただきます。
一口に偏光サングラスと言っても様々な製造方法がありますが、「TALEXレンズ」では反射を取り除くブラインドカーテン状の雑光カットフィルターを、レンズとレンズで完全に密着した状態で挟み込んでいます。
この目には見えない小さなブラインドカーテン状の特殊なフィルターが、一定方向からの光の侵入を防ぎ反射をカットします。
ご使用例としては、釣りをする際の水面の反射。偏光サングラスをかけて釣りをすると、不思議なことに水面の映り込みがスカッと消えて水中の様子がクリアに見えるというわけです。
フィッシング以外でも、お車を運転される際ダッシュボードに置いた物がフロントガラスに写り込み、気になりますよね?偏光サングラスをかけると、この写り込みも消えストレスなく運転を楽しむことができます。ランニングやスポーツをする際は、路面から照り返してくる反射光なども消してくれます。
文章ではなかなか伝わりにくい部分も多いので、機会があればぜひお近くのプロショップで見え方を体験されてみてはいかがでしょうか。
偏光サングラスにデメリットはあるの?
実は、偏光サングラスにもご使用いただきにくいシーンがあります。
それは、液晶機器。
例えばスマートフォンやパソコンのモニターですが、偏光サングラスをかけた状態で目視すると画面が真っ暗になる、もしくは見えにくくなる事があります。
この現象は、液晶パネルや液晶機器自体にも偏光板が使用されている事が原因で、サングラスと液晶機器の偏光軸がタテ・ヨコで重なり交差すると、真っ暗になったり見えにくくなってしまいます。斜めに偏光軸が入った液晶機器なども多くあり、最近の傾向を見ていると完全に真っ暗になる事は少なくなってきているようにも感じます。
偏光レンズのご購入の際は、事前にお持ちの液晶機器との相性をご確認のうえお選びになる事をおすすめします。室内で色の濃い偏光サングラスをかけるシチュエーションはまずないとは思いますが、運転時に目視が必要なカーナビや液晶機器との相性は確認されるといいと思います。
偏光サングラスの意外な使用用途3選
釣りやドライブではお馴染みの偏光サングラスですが、意外なご使用用途について書いてまいります。
皆様こんな経験はございませんか?
1.ショッピングモールや室内
真っ白な床に、蛍光灯やLEDライトのギラつく光が反射してまぶしく感じたことはございませんか?室内でサングラス?と思われる方も多いかと思います。偏光レンズとは少し違ってきますが、色が薄い室内向けのレンズもあり、反射が和らぎ心地良い視界でお買い物も楽しんでいただけます。このように室内外の行き来ができるレンズも存在します。
2.スキーやスノーボード、ウィンタースポーツ
こちらは浸透しつつありますが、偏光サングラスが非常に便利です。真っ白な雪面からの照り返しをカットすることはもちろん、コントラスト性能が高いレンズカラーであれば、裸眼では認識しにくい路面の凹凸を見極めることができます。
3.潮干狩り
これはちょっとズルいかもしれませんが、水面の反射が取り除かれ、中の様子がしっかり見えるので手探りで貝を探すよりも、断然効率よくすくい上げることができるようです。
まとめ
いかがでしたか?偏光サングラスは、一般的な認識として釣りであったり、少し専門的な用途で使用するサングラスとしての印象が強くあり、実は私自身も最初はそう思っていました。しかし直営店及び全国のタレックスプロショップでは、釣りもスポーツもされていない、ごくごく一般的なお客様からお喜びのお声をたくさんいただいております。特に最近は女性の方からも好評いただいております。
このブログをお読みくださった方が、偏光サングラスをかけるきっかけになれば幸いです。どこかでご試着する機会があればぜひお試しください。今回も木下ブログにお付き合いくださりありがとうございました。