サングラスを選ぶ際、フレームのカラーやデザイン、レンズカラーにレンズコーティング… とたくさん選ぶ工程のある中で、今回は意外とお客様が悩まれるレンズコーティングにスポットを当ててご紹介していきたいと思います。
「どのコーティングを選べばいいの?」「コーティングによる違いがわからない。」そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コーティングの特徴【ハードマルチコート】
コーティングの特徴【ハードマルチシングルコート】
コーティングの特徴【ハードマルチミラーコート】
コーティングの特徴【ノンコート】
まとめ
コーティングの特徴【ハードマルチコート】
『タレックスレンズ』のレンズコーティングにあるハードマルチコートとは、レンズの表面・裏面ともに傷つき防止+反射防止+撥水コートを施しているレンズのことです。
サングラスをかけた時に、レンズに自分の目が写り込んでチラつくのが鬱陶しいという経験はありませんか?
ハードマルチコートであれば、そのような余計な写り込みが大幅に軽減され、よりクリアーで鮮明な視界が得られます。もちろん撥水コート付きですので、レンズが汚れても簡単に拭き取ることが可能です。
外観としては、レンズの表面が少し緑色に光って見えます。
決して視界が緑色になることはございませんので、ご安心ください。
デメリットとしては、サングラスをかけた時に目が透けて見えやすくなるため、目を隠したいという方には不向きです。また、レンズサイズの大きなフレームを選んだ場合にも、目が透けて丸見えになると少し不格好になります。
ハードマルチコートは『タレックスレンズ』のコーティングラインナップの中でも一番推奨しており、特に見え方の鮮明さを重視される方にはピッタリのコーティングです。
コーティングの特徴【ハートマルチシングルコート】
『タレックスレンズ』のレンズコーティングにあるハードマルチシングルコートは、レンズの表面には傷つき防止+シングルコート+撥水コート、裏面には傷つき防止+反射防止+撥水コートを施しているレンズのことです。
こちらも、裏面に反射防止のコーティングがついているため、サングラスをかけた時のレンズへの目の写り込みやチラつきが気になることは、ほとんどありません。そして、ハードマルチコート同様ホコリや指紋などの汚れもスムーズに拭き取ることが可能です。
外観としては、レンズ表面が少しキラっと白く光ります。
このコーティングにより、ハードマルチコートのデメリットにあった“目が透けて見え不格好になる”という問題を解決できます。
特に、レンズサイズの大きなフレームとは相性が良いです。ファッション性もある程度重視したい方や、目が透けて相手にハッキリと見えるのは抵抗があるという方には非常にオススメのコーティングですので、利用シーンに合わせてお選びください。
コーティングの特徴【ハードマルチミラーコート】
『タレックスレンズ』のレンズコーティングにあるハードマルチミラーコートは、レンズの表面には傷つき防止+ミラーコート+撥水コート、裏面には傷つき防止+反射防止+撥水コートを施しているレンズのことです。
スポーツフレームによく見られる、キラっと鏡のように光るタイプのレンズです。ミラーの色は「シルバーミラー」「ブルーミラー」「ゴールドミラー」の3色展開。
裏面に反射防止のコーティングはしていますが、表面が鏡になっている分、レンズへの目の写り込みが少し気になる可能性があります。特にベースとなるレンズカラーが薄いものや、フレームの隙間から光が入り込んだ時などは、写り込みの現象を感じやすくなるでしょう。
スポーツフレームにミラーコートを選択すると、グッとスポーティーさが増し格好良い仕上がりとなります。ここ最近では、ファッションサングラスでもミラーコートのタイプをよく見かけます。
ワンランク上のオシャレを楽しみたい方には、ぜひ取り入れていただきたいコーティングです!
コーティングの特徴【ノンコート】
ノンコートとは、名前の通り何もコーティングしていないレンズのことです。
これまでに説明してきた、傷つき防止や写り込み防止、撥水コートが一切施されていないため、他のコーティングと比べるとレンズに汚れも付着しやすく、レンズの内面への写り込みも発生しやすくなってしまいます。
外観はハードマルチシングルコートとほとんど変わりはなく、少しレンズ表面が白く光ります。
『タレックスレンズ』では、なるべくコーティング付きのレンズをオススメしていますが、このノンコートのメリットは何と言っても価格にあります。1ペア(2枚1組)¥6,000(税抜き)※2017年12月現在 というリーズナブルな価格でご購入いただけますので、たくさんのレンズカラーを所有したい方や、まずはお試しでタレックスレンズを使用してみたいという方にはオススメのレンズです。
他のコーティングと比べても非常にデリケートなレンズとなりますので、保管場所やレンズを拭く歳など、くれぐれも取扱には注意してください。
まとめ
このように、『タレックスレンズ』のレンズコーティングにはそれぞれの特徴があります。フレームとの相性や、使用用途に合わせて、自分にピッタリのコーティングをチョイスしてください。