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SUNGLASS LIFE

TALEX JOURNAL

気をつけて! 雪目の恐ろしさ

 スキー場とは違う開放的なバックカントリースキー、スノーボードですが、そこには雪崩などの危険性のほかに気をつけていただきたいことがあります。みなさま、雪目とは何かご存知でしょうか?

雪目とは
 目が長時間直接紫外線にさらされ、角膜の表面が傷ついてしまう現象です。 そう、眼の日焼けと考えてください。 特に長期間山に入るバックカントリーツアーでは、雪目の予防が必要です。ザックをおろした時、ブーツやスキーの調整をしている時、スキーシールをはがしている時、サングラスからゴーグルに変える時。サングラスを何気なく外している瞬間が多くありませんか? その5分、10分で雪目になってしまう可能性があるのです。

症状
強い紫外線にさらされてから6~10時間程度で、「結膜の充血」「目がゴロゴロする」「涙が出る」「目が痛くてまぶしい」などの症状があらわれます。目を開けていられない痛みと違和感で涙が溢れ、とても行動できません。 雪目の怖いところは、症状が出るまでの時間差。ちょうど一日の山行が終わる頃にこの症状がやってきます。テントの設営時や山小屋に着いたころ、もしくは帰りの車の中で… 雪山に連泊される方ですと、スキーはもちろん、下山することもままならない可能性があります。

◆  サングラスを選ぶポイント

1.レンズの紫外線カット率は99%以上のものを!
より有害で、目に深刻なダメージを与える紫外線の波長域をカバーできるものを選びましょう。

2.上からの紫外線対策は当たり前!
帽子をかぶっているから大丈夫。ではありません。雪は紫外線を反射します。ただ眩しい日差しだけが反射しているのではなく、紫外線も反射していますので要注意。サングラスと、帽子やバラクラバなどを併用し、全方位から襲ってくる紫外線をガードしましょう。

3.サングラスの形状にも注目!
「レンズが湾曲しており、顔にそっているサングラス」「テンプル(フレームのつるの部分)が太く、レンズが大きいサングラス」などは顔の隙間から光が入りにくく、紫外線を防いでくれます。バックカントリーの場合、ハイクアップ時に汗をかくので、曇りやすい場合があります。上記のようなサングラスはおすすめですが、顔に合わせたフィッティングが必須です。サングラスのフレーム選びはかなり重要ですので、登山用品店、メガネ屋さんでお顔に合ったものを選びましょう。

次回は、レンズカラーで変わる雪面の見え方』 です。色が違うだけで見え方がかなり変わります。サングラス選びが楽しくなるポイントをご紹介いたします。

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このブログ記事を書いたスタッフ

中野 高彰TAKAAKI NAKANO

  • 趣味/ロッククライミング・スキー
  • 好きな場所/富士山
  • チャームポイント/えくぼ

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