荒れた天候でも見たいもの

2018.11.09 Fri.

「釣り用でサングラスを探してて、友達に聞いたらここのサングラスを勧められたので、どうせならと直営店に来ちゃいました！　しっかりと水中の障害物を確認できるレンズってありますか？」

お声かけいただいたのは、30代の男性のお客様。

まずは、まぶしさを抑えながら高いコントラスト性能で対象物を立体的に見ることができるアクションコパーでショールームの外の水槽をご覧いただきました。

「うん、確かに水の中の流木の輪郭がハッキリ見えますね！　ただちょっと暗い気がしますね。磯にヒラスズキを狙ってよく釣りに行くんですけど、サラシ（磯や堤防などに波が砕けて白い泡となり濁っているところ）が出ると活性があがって釣りやすくなるんです。なので晴天より風の強い荒れた天気の日に行くことが多いのでもうすこし明るいほうがいいなと感じるんですが…」

お客様のご要望に応えるべく、次にご覧いただいたのはラスターオレンジ。

明るさとコントラスト性能の絶妙なバランスで、高精度な立体感を保ちつつ、天気の急変にも暗さを感じさせないレンズカラーです。

「さっきよりもパッと明るくなりましたね！　これなら荒れた天気でもしっかり障害物を確認できそうです。このカラーにします！」

次にどんなフレームがご希望かおうかがいすると

「あんまりスポーティすぎるのよりはカジュアルな感じのフレームがいいなぁと思ってて。それでいて機能的であれば、文句なしなんですけど…」

そんなお客様に私がオススメしたフレームはサイトマスターのマニフィコ。

フィッシングブランドが作るフレームには珍しく、カーブの浅い4カーブレンズなので普段の服装にも合わせやすいフレームです。サイドからの光が入らないようにフレーム内に収まるバイザーがあるので集中力が持続し、また自由に曲げられるチタンの心棒を配した長めのラバーモダンはかけやすく、ずれにくいので、釣りやスポーツサングラスとしての機能も抜群のフレームです。