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TALEX JOURNAL

ライギョ釣りオススメレンズカラー3選

目次

ライギョ釣りとコントラスト

ライギョ釣りオススメレンズカラー

ライギョ釣りシーズンごとの使い分け

まとめ

ライギョ釣りとコントラスト

TALEXフィッシング担当の薮下です。以前、私が個人的に一番好きなレンズカラーがアクションコパーとお話ししたことがあります。その理由はズバリ、サカナの存在を一瞬で見つけられる感覚がたまらないから。

そこで今回は、アクションコパーが釣果を大きく左右する代表的な釣種、ライギョゲームでのレンズカラーをご紹介しましょう!

カバーを揺らし、フロッグに忍び寄るライギョが捕食態勢に入るときの緊張感。突如、破裂音と共にカバーを突き破る強烈なアタック。フッキングと同時に水面をカバーごと掻きまわす暴力的なヘッドシェイク。一度経験してしまうと脳裏に焼き付き、忘れることのできない最高のゲーム。

そんな独特の興奮をもたらしてくれるライギョゲームにおススメのレンズカラーをご紹介します。

まず、ここでいうライギョゲームは、中空フロッグを使ったトップウォーターの釣りです。

オープンウォーターでのサイトフィッシングとヒシ藻に代表される水生植物に覆われたカバーエリアの釣りに大別されるのですが、オープンウォーターでは、浮かび上がるライギョそのものをいち早く見つけることがカギとなり、カバーエリアでは複雑な水生植物に紛れ込むフロッグはもちろん、ライギョの挙動を現す、ほんの僅かなカバーの揺れや動きを察知することが釣果に直結する重要事項になることはライギョゲーム経験者なら既にお分かりの事と思います。

このライギョゲーム独特のシチュエーションでレンズカラーを選ぶとき、キーワードになるのは「コントラスト」。対象物の輪郭がクッキリと浮かび上がるのがコントラスト系カラーの特徴。呼吸のためにゆっくり浮かび上がるライギョの影を何となく黒いかたまりとしていち早く感じ取ったり、ヒシの下に定位するライギョを見つけるといった直接ライギョを確認したい時や、フロッグに近づくライギョが生む、カバーの動きや僅かな水面の揺れをいち早く察知したい時、これらすべてをより明確に確認できるのがコントラストカラーということなのです。

ライギョ釣りとオススメレンズカラー

アクションコパー

アクションコパーは、晴天時に使いたい最もコントラストが強いカラーで、黒い部分を強調してくれる効果があるので、浅いフィールドのボトムや水面に浮くライギョをクッキリ浮かびあがらせてくれます。また、ヒシやガガブタなどの水面を覆うカバーも、葉の輪郭と影になる部分や、黒く見える事の多い隙間の水面とのコントラストを明確にしてくれます。ということは、つまり、ライギョの挙動によって、起きる変化もしっかり捉えることができるということなのです。真夏の晴天時など、日差しが照り付けるような、十分な光量があるときはアクションコパーにかなうカラーはないと思います。

余談ですが、初めてアクションコパーを使ったある年の夏、友人とライギョ釣りに出かけた時のこと。菱の下に浮くライギョを見つけた私が「あそこにいる!」と言ってもグレー系のサングラスをかけていた友人は「え?どこ?どこ?」状態。試しにサングラスを交換したら、二人が全く逆の意味で「なにこれ!全然違う!」って…。その時、もっと早くアクションコパーを使っていれば…と、後悔していたのを覚えています。

ラスターオレンジ

コントラスト系カラーがライギョゲームにマッチすることは理解してもらえたと思うのですが、釣りをしているとき、ローライトになるシチュエーションはとても多いもので、晴天時に対応するアクションコパーでは、やや暗く感じてしまうときがあります。曇りや小雨がぱらつく天候、日影のポイント、太陽が低い時に山の影が水面を覆うフィールドなど、こんな時に役立ってくれるのがラスターオレンジ。コントラストを保ちながらやや暗いシチュエーションに対応するカラーです。真夏以外のシーズン初めと終盤の日中はラスターオレンジだけで通すことも多く、私の中では最も使用頻度の高いカラーになっています。

イーズグリーン

イーズグリーンはローライト全般をカバーしてくれる明るいカラーで、タレックスの中でも一二を争う人気カラーです。ライギョゲームに限らず、どんな釣りにも一本持っておきたいこのカラーは、朝夕のマズメどき、黒い雲に覆われた空、山間で陰になるフィールドなど、本当に光量が少ない時に役立つカラーです。先におススメした2色のようにコントラストを強調してくれるカラーではありませんが、光量が少ない時というのはそもそも、コントラスト云々の前に薄暗い中で快適な視界を確保したいことが多く、そんな中で水面の波紋やライン、カバーの状態を確認するにはこのカラーの右に出るものはありません。

ライギョゲームにおける、私のおすすめカラーはこの3色です。

ライギョ釣りシーズンごとの使い分け

春(4月、5月)

ライギョシーズン初期は、日中でも淡い光と感じることが多く、日も短いうえにカバーも薄い時期。この時期は晴れの日なら、朝夕はイーズグリーン、日中はラスターオレンジとなります。天気の悪い日は一日を通してイーズグリーンということもあります。

梅雨(6月)

曇りや雨の日が多い中、晴天時は日差しが強くなり始め、カバーも濃くなってきます。雨や曇りの日は一日中イーズグリーン、もしくは日中にラスターオレンジを使います。快晴時はアクションコパーも使いますが、日差しの強さでラスターオレンジと使い分けます。

夏(7月、8月)

盛夏のフィールドは、ギラギラと照り付ける強い日差しに加え、カバーも濃くなり高低差も出てきます。カバーの葉と影、葉の隙間に黒く見える僅かな水面、貴重なポケットなどで、まぶしさをしっかり抑えて僅かな変化をとらえたいこの時期の日中は間違いなくアクションコパーです。マズメはイーズグリーン、日が昇ればアクションコパーとなり、雨や曇りの日はラスターオレンジも使います。

秋(9月、10月)

日中の日差しが和らぎ、カバーも枯れ始めるシーズン終盤のこの季節は、晴天なら朝夕のイーズグリーン、日中のラスターオレンジを基本に、天気の悪い日は一日を通してイーズグリーン、日差しが強い時はアクションコパーも使います。以前の私はマズメ時のイーズグリーン、日中のアクションコパーをベースに、天候によってイーズグリーンで通すことが多かったのですが、ラスターオレンジがラインナップに加わったことで、暗い時のイーズグリーン、日差しが強い時のアクションコパー、それ以外はラスターオレンジという使い分けに変わりました。現在、最も使用頻度が高いのはラスターオレンジとなっています。

まとめ

いかがでしたか? 季節や時間帯によってレンズカラーを使い分けていただくことで、より早くカバーの状態を把握して、ライギョを発見することができ、強烈なバイトシーンへ導いてくれるはずです。タレックスのサングラスと一緒にライギョゲームを楽しみましょう!

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このブログ記事を書いたスタッフ

薮下 剛TSUYOSHI YABUSHITA

  • 趣味/フィッシング・DIY
  • 最近の悩み/釣りに行けていないこと
  • 好きな場所/琵琶湖

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