乱視でも度付きサングラスは作れるの？

こんにちは！　タレックスの平田です。
今回はお客様から非常に多いご質問、「乱視があるんですけど、度付きのサングラスって作れますか？」にお答えいたします。

乱視でもタレックスの度付きレンズは作れるの？

フレーム選びのコツ

フレーム選びで気をつけたいこと

乱視でもタレックスの度付きレンズは作れるの？

コンタクトを作る時に、なかなかすぐに商品をもらえなかったりするので、「乱視って何か特別なのかな？」「作るのが面倒くさいのかな？」と疑問に感じる方も多いと思います。

結論から申し上げます。タレックスレンズで度付きサングラスは作れます！
※度付き対応不可のレンズや、度数によっては制作範囲外の場合もございますので予めご了承ください。

タレックス認定プロショップ（取扱店）なら、プロスタッフが視力測定の上、正しい度数を処方くださいますので、安心してご相談ください。

フレーム選びのコツ

度付きサングラスを作る時に気になるのがレンズの厚さ。分厚いレンズが、フレームからはみ出ないか心配な方も多いと思います。そんな時に確認したいのが乱視の角度。（AXと表されている数値です）

写真のレンズの上部と下部をご覧いただくと、かなり分厚くなっています。

このレンズの度数は、「S-1.50　C-3.25　AX180」です。
少し細かい話になるのですが、Sが近視や遠視の度数を表す数値、Cが乱視を表す数値、AXが乱視の角度を表す数値です。

レンズの厚みというのは「S＋Cの度数の厚みがAXの逆軸」に出るものなので、上記のレンズだと-4.75の度数の厚さが90度の位置、つまりレンズの上部と下部に出るということです。

この点に着目すると、レンズの縦幅が小さいフレームのほうが、極力レンズの厚みが出ない部分を使って加工できるということ。

仮にAX90とすると厚みは180度の真横の位置に出てくるので、サイドにカバーがついているようなフレームを選ぶと厚みが目立ちにくくなります。

このような点に着目してフレームを選ぶと、よりスマートでオシャレなサングラスをお作りいただけると思います。

フレーム選びで気をつけたいこと

最後にフレーム選びでお気をつけいただきたいことをお伝えします。

釣りやゴルフにサイクリングなど、スポーツ用で検討されている方は、レンズが大きくカーブしているフレームをイメージしている方も多いと思います。遮光性も高く、スポーティーな服装にもピッタリですよね。

これは乱視の方だけでなく、度数矯正が必要な全ての方にお気をつけいただきたいのですが、レンズが大きく湾曲した「ハイカーブフレーム」で度付きサングラスを作ると、見え方に違和感が出る可能性があります。

段差が思っているより近く見えたり、まっすぐ歩いているハズなのに、視界がユラユラ揺れて酔いそうになってしまう…　このような現象が起こる場合、カーブの少ない4カーブ以下のフレームでお作りいただくことを強くオススメします。
※視界に違和感が出ない方は問題ございませんので安心して、ハイカーブ度付きサングラスをお作りください。

ご自身の目に合った度数で、快適なサングラスを手に入れましょう！