前回は雨の日の運転のお助けアイテムとして明るめの偏光サングラスをご紹介しましたが、今回はその見え方のナゾに迫りたいと思います!
実は、このサングラスに入っている黄緑色のレンズは偏光レンズといって、地面などの反射をカットする特殊なフィルターが内蔵されたレンズなんです。
もちろん、サングラスレンズなので裸眼と比べると暗くはなります。けれども、皆さまがイメージする一般的な濃いレンズと違って、直接光を和らげながら地面に反射した光をしっかりカットしてくれるので、運転に必要な情報が増えるのが特徴です。
雨といっても分厚い雲の上には太陽があるわけで、その光が地面に反射しています。雨で濡れた道路は余計に光が反射して白く光りますよね。通り雨の後、晴れ間が広がると道路がギラギラする、あの現象。
つまり、雨の日の路面は濡れているため、反射した光が邪魔をして白線など路面の情報が見えにくくなっている。
その余計な反射光を取り除いてくれるから、下の写真のように白い車線や遠くの車の輪郭がクッキリ! ハッキリ! 見えるというわけです。
見えにくいものを見やすくすれば、目からの情報は増えますよね。
↑裸眼で見た雨天の視界
↑明るめの偏光サングラスを通して見た雨天の視界
課題 ▶ 雨の日の運転は、状況を判断する目からの情報量が格段に低下する=不安
解決策 ▶ 見にくい情報を見やすくして、目からの情報を増やす=不安要素を取り除ける
いかがですか? 見たい情報量が格段にアップする明るめの偏光サングラス! これなら、食い入るように見なくても大丈夫ですよね! 肩の力も和らぐ、雨の日のお助けアイテムです。
ちなみに今回ご紹介した明るめの偏光サングラスのレンズはTALEXのイーズグリーンというレンズカラー。
普段あまり運転されないペーパードライバーの方や初心者の方で、雨の日の運転に苦手意識を持たれている方は、ぜひ明るめの偏光サングラスをお試しくださいね。
次回の薮下ブログでは、今までの「雨の日の運転のお助けアイテム」をまとめさせていただきます。