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TALEX JOURNAL

近くのモノが見えにくくて困った時、どうすればいいの?(2)

最初は少し離せば見えたのに、いよいよ、腕を伸ばしてもピントが合わなくなって困った。そんな時、どうすればいいのか?

今回はまとめブログPART2です。前回に引き続き、長文になりますが、ぜひお付き合いください。

 

前回の、「近くのモノが見えにくくて困った時、どうすればいいの?」まとめブログPART1では、皆さんが年齢を重ねて近くのモノが見にくくなったとき、まずは近くのメガネ屋さんに相談に行ってくださいとお伝えしました。

今回のPART2では、近くの小さいモノが見えにくくなったとき、どのようなアイテムが必要なのかを、視力の良い人の場合と、普段メガネを掛けて生活されている方の場合に分けて、ご紹介させていただきます。

 

目次

 

まとめPART2 一番困っている状況をメガネ屋さんに伝えよう!

 

近くのモノが見えにくくなった時、必要なアイテムとは? 視力の良い人編

 

近くのモノが見えにくくなった時、必要なアイテムとは? メガネの人編

 

 

近くのモノが見えにくくなった時、必要なアイテムとは? 視力の良い人編

 

例えば「仕事でパソコン作業をしている時、入力用の資料に書かれた小さい文字が見にくくて困っている」この場合、あなたの仕事を快適にするには二つのアイテムが選択肢にあげられます。

 

その1◆資料の小さい文字がハッキリ見やすくなるメガネ。

 

 

一般的に「老眼鏡」と呼ばれるアイテムです。近くを見るための視力に合ったメガネなら、資料に書かれた小さい文字はもちろん、スマホの画面も、見たい位置でハッキリ、クッキリに見えるようになります。

 

「それ、いいじゃん!!」と思った方、少し待ってください。このメガネにはデメリットもあるのです。

 

【デメリット】
近くの小さい文字はよく見えるけど、パソコンのモニターや遠くのモノがピンぼけになってしまう。そう、このメガネは小さい文字を見るためだけの専用アイテム。つまり、資料の小さい文字はクッキリ見えるけど、パソコンのモニターや同僚の顔は逆に見にくくなってしまうため、モニターを見るときや人に呼ばれたときは外さないといけないメガネなのです。

 

その2◆メガネの下側部分で見ると小さい文字が見やすくなって、上側でみるとモニターもクッキリ見えるメガネ。

 

 

 

画像にあるように、メガネのレンズ下側だけ度数が入っている特殊な度付きメガネです。テレビとかで聞いたことありますよね?「遠近両用メガネ」と呼ばれるモノ。

 

これがあれば、資料の小さい文字を見たいとき、メガネの下側で見ればハッキリ見えるようになります。なおかつ、メガネの上側で見れば、パソコンのモニターや遠くの人の顔も問題なく見えます。そう、「その1」にあるデメリットを見事に解消できる便利なメガネです。1本のメガネで人の顔やパソコンモニターから、資料に書かれた小さい文字までしっかり見えます。

 

「そんな便利なメガネなら、こっちで決まりだね!」と思った方、少し待ってください。このメガネにも実はデメリットがあるのです。

 

【デメリット】

特に普段メガネを掛けない方には、結構なハードルがあります。慣れが必要。というのは、目線を下にすると近くの小さいモノが見やすい分、対象物が遠い、足元などはピンぼけになってしまう。それと、上下で見え方が違うため、いつもの感覚で目線を振ると景色が揺れて、なんだか気持ち悪い。視線の使い方さえ慣れてしまえば問題ないですが、最初は違和感が出てしまう方が多いのも、このメガネの特徴です。

 

じゃぁ結局どっちを選べばいいの?

 

 

私がメガネ屋さんに行ってくださいとお伝えした理由は、実はそこ!

 

メガネ屋さんなら実際にメガネを作る前に、どんな見え方なのかを試せるのです。

 

その1.小さい文字がハッキリ見やすくなるメガネ。
その2.メガネの下側部分で見ると小さい文字が見やすくなって、上側でみるとモニターもクッキリ見えるメガネ。

 

この二つのメガネを作ると、どんな風に見えるのか?これらを、自身の目で実際に確認することができるのです。買ったけど使わないまま、引き出しのなか…なんて心配はありません。1週間の生活で最も困っている状況に対して、どっちのメガネを手に入れれば今よりもっと快適になるのか?を、お店にあるモニターやカタログで見比べれば答えが出るはずです。

 

 

“普段メガネを掛けていない方が、近くのモノが見えにくくなって困ったとき”

ぜひ、メガネ屋さんに相談して、あなたの環境にベストな1本をチョイスしてみてくださいね。

 

 

近くのモノが見えにくくなった時、必要なアイテムとは? メガネの人編

 

 

普段メガネを掛けて生活されている方が老眼になって、近くの小さいモノが見えにくくなって困ったときどのようなアイテムが必要なのか

 

まず、普段メガネをかけていない方にお話したように、どうようなシチュエーションで近くて小さいモノが見にくくて困っているのか?をハッキリさせることが、とても重要です。

 

例えば、“いつものメガネをかけて初めて合う方との商談や打合せのとき”挨拶をして名刺交換まではいいけど、いただいた名刺の住所やメールアドレスがピンぼけで読めない。なんていうのが代表的なパターンですね。

 

なぜ、そうなるのか?それは、今あなたが掛けているメガネが遠くをしっかり見るために作られたモノだから。年齢を重ね、近くのモノにピントを合わせる目の中の筋肉が衰えたのに対して、信号や人の顔など遠くが見やすくなるように作ったメガネでは、近くの小さいモノのピントが合わなくなってしまうのです。

 

そんな、あなたの悩みを解決する二つのアイテムをご紹介しましょう。

 

その1◆名刺はもちろん、デスク周りにあるモノがハッキリ見やすくなるメガネ。

 

 

 

信号や人の顔など遠くのモノが見やすい、今のメガネの度数を少し弱めて(遠視の方は強めて)パソコンのモニターがハッキリ見えるくらいの度数で作ったメガネを手に入れる!このメガネなら、名刺の住所など小さい文字はもちろん、スマホの小さい文字も見たい位置で見えるようになります。

 

「それは助かる!」と思った方、少し待ってください。このメガネにはデメリットがあるんです。

 

【デメリット】
このメガネはデスク周りなど、身の回りにあるモノは見やすくなる!けれども、今までのメガネでよく見えていた道路の標識や信号などは、逆に見にくくなってしまい、車の運転などには使えません。そう、このメガネは身の回りのモノ(距離)だけが見やすくなる専用メガネだということ。つまり、車を運転するには今までのメガネと、このメガネ二つ持ち歩く必要があるのです。

 

「仕事で車の運転はあまりしないから大丈夫」という方もご注意を。電車で外回りの営業に出たとします。このメガネでは、駅のホームにある掲示板はピンぼけで見にくくて結構困ります。

 

その2◆メガネの下側部分で見ると小さい文字が見やすくなって、上側でみると遠くのモノもクッキリ見えるメガネ。

 

 

 

※画像のように、メガネのレンズ上側にはいつもの度数、下側にいくに従って、近くが見やすい度数になっている特殊な度付きメガネ。(一般的に遠近両用レンズと呼ばれるメガネがそれ。遠くも近くも見えるから、遠と近、両方に使えるレンズという意味。)

 

このメガネがあれば、名刺の小さい文字はメガネの下側でハッキリ見えるし、駅の掲示板を見るためにはメガネの上側を使えばバッチリ見える!さらにメガネの真ん中では、パソコンモニターがちょうどいい感じになります。まさにオールインワン!ですね。そう、「その1」にある、メガネ二本を持ち歩く必要がなくなるわけです。便利でしょ?でも、少し待ってください。このメガネにもデメリットはあります。

 

 

【デメリット】
それは、それぞれの視野が狭まること。今まで遠くがバッチリ見えていたメガネと比べて、近くが見やすい部分が下側にあるため、遠くの景色を見たいとき視界が邪魔されてしまう。逆に近くの小さいモノを見たいとき、メガネの下側だけでしかピントが合わないため、A3サイズの資料だとちょっと苦戦するかもしれませんね。

 

あと、上下でピントの合い方が違うため、いつもの感覚で目線を振ると景色が揺れてなんだか気持ち悪い。視線の使い方さえ慣れてしまえば問題ないですが、最初は違和感を覚える方が多い。それがこのメガネのデメリットです。

 

※補足
遠近両用レンズと同じような設計に、中近両用や近々両用などもあります。これは仕事で刺繍作業をされる方や、オフィスワークがほとんどで事務所からは殆ど出ない、なんて方に合わせた専用のモノ。これは、また別の機会に解説しますね。

 

じゃぁ結局どっちを選べばいいの?

 

 

自分がどっちを使えば快適に仕事ができるのか、判断できない…。

 

そこで老眼中級者の私から提案です。メガネ屋さんに相談しに行ってみてください!あなたの仕事や生活のなかでどうようなシチュエーションで近くて小さいモノが見やすくなれば快適になるのかをしっかり伝えてくださいね。

 

同じ悩みを持った人をたくさん見てきたメガネ屋さんなら、それぞれの目の状態や困っているシーンに合わせて、どんなアイテム(見やすくするメガネ)を提供すればその人が快適に生活できるのかをよーく知っています。

 

さらに!メガネ屋さんなら実際にメガネを作る前にどんな見え方なのかを試せます。

 

1.名刺はもちろん、デスク周りにあるモノがハッキリ見やすくなるメガネ
2.メガネの下側部分で見ると小さい文字が見やすくなって、上側でみると遠くのモノもクッキリ見えるメガネ。

 

この二つのメガネを作ると、近くの小さいモノがどんな風に見えるのか?あるいは遠くを見ると、どんな風になるのか?などなど。これらを自分自身の目で実際に試すことができるのです。

 

 

どうようなシチュエーションで、近くて小さいモノが見やすくなれば快適になるのか?」を思い出して、お店にあるモニターやカタログ、外の景色を見比べれば、きっと答えが出るはずです。

 

●番外編
普段かけているメガネを外すと、近くのモノがクッキリ見えるから全然大丈夫!という方がいらっしゃると思います。そんな方にオススメのメガネをひとつご紹介しますね。

 

あなたは、比較的弱い近視で左右とも同じくらいの視力(だいたい0.5くらい)という方のはず。確かにメガネを外して裸眼で見ると、名刺の住所もバッチリ見えることでしょう。けれども、仕事中、不意に渡された小さな文字の資料を見るとき、いちいちメガネを外さないといけないですよね?意外に面倒ではないですか?そんな方にオススメのメガネをご紹介します。

 

 

フリップアップタイプのメガネ、日本語では、跳ね上げ式といわれるメガネです。画像でわかるように、メガネ枠の上側に丁番コマがついていて、遠くを見るとき用のレンズ+枠部分だけ、ヒョイと上に上げることができるのです。このメガネなら、わざわざメガネを外さなくても、メガネを外したときと同じ視界になるんです!便利でしょ?このメガネもメガネ屋さんにあるはずなので、興味のある方は、ぜひ相談してみてくださいね。

 

おそらく、この記事を最後まで読んでくださった方は40~55歳くらいのはず。近くのモノが見にくいと感じていたけど、頑張ってこられた…ですよね?特に、生活に欠かせないスマホの文字には苦労されていたのではないでしょうか?

 

「フォントサイズ」設定で小から中に。ついには中から大に…。家族や会社の同僚から「えっ?文字、大き過ぎでしょ?」と言われたときは、さすがに凹みますよね。そのタイミングがメガネ店に相談に行くタイミングなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

 

自分の目の状態を知ることは、とても大切なこと。

 

今回のブログのテーマ「近くのモノが見えにくくて困った時、どうすればいいの?」実はこれ、私自身が老眼になって本当に困ったこと。小さい頃から視力抜群でメガネとは無縁だった私が、40歳を過ぎた頃から小さいネジの頭が見えにくくなって、45歳…いくら離してもピントが合わない。レンズメーカーTALEXのスタッフとして働く以上、小さいネジやレンズのキズチェックは必須項目。

 

そんな私の悩みを解決してくれたのは販売経験豊富なTALEX PROSHOPのスタッフと視力測定設備でした。テスト枠+テストレンズを装着し、パソコンの前を行ったり来たり。お店の外の階段で違和感がないかチェックをしたり。この環境が本当に助かりました。実際に見え方を試してみる!これが一番ですね!

 

近くのピントが合わない症状が日に日に進行していると感じる45歳以上の皆さん、仕事や生活で不自由を感じ出したら、ぜひTALEX PROSHOPに一度、足を運んでみてくださいね。

 

直営店に関する詳細はこちら>>

 

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このブログ記事を書いたスタッフ

薮下 剛TSUYOSHI YABUSHITA

  • 趣味/フィッシング・DIY
  • 最近の悩み/釣りに行けていないこと
  • 好きな場所/琵琶湖

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