ご覧いただきありがとうございます。TALEXの松村です。
偏光レンズのみを作るタレックスのレンズカラーは全部で18色。(2017年5月現在)
偏光サングラスを購入しようと思われている方は、様々なレンズカラーの中から自分の使用するカラーはどのように選べば良いのか。なかなか選べないですよね。
そもそも、ファッション的にサングラスフレームに合うカラーを選ぶのか、見え方を重視した機能性を優先してレンズカラーを選ぶのか、せっかくレンズが選べるなら機能性を優先…?直営店ではそんなお悩みをもたれる方が多くご来店されます。
…ということで、そんなお悩みを解消すべく、今回はタレックスレンズカラーの基本の3色についてご説明したいと思います。
目次
自然な見え方の「TRUE VIEW(トゥルービュー)」
クッキリな見え方の「ACTION COPPER(アクションコパー)」
明るい見え方の「EASE GREEN(イーズグリーン)」
『TALEXレンズ』基本の3色「見え方の違い」
まとめ
自然な見え方の「TRUE VIEW®(トゥルービュー)」
タレックスレンズカラー「トゥルービュー」
偏光レンズとしては薄いカラーではありますが、サングラスが初めてという方からすれば外見は少し濃い目のグレーです。ブラック系のフレームカラーとの相性がよく、ブラックは服装に合わせやすいので、男性・女性に関わらず、ご愛用いただきやすいレンズカラーとなっています。
トゥルービューの最大の特徴はなんといっても見え方にあります。世界でも唯一特許を取得したカラーで、「地球上のあらゆる光の環境に応じて、三原色を忠実に再現するレンズカラー」なのです。偏光レンズならではの反射や雑光を抑える視界を実感したいけれど…どうしても視界の色合いが変わってしまうのが苦手。そんな方にはぜひオススメしたいカラーです!
私が使った感想としては、トゥルービューの入ったサングラスを10分ほど着用して外にいれば、サングラスをつけているのを忘れてしまうくらい自然に見えていることに感動しました。
特に、ドライビングだけではなくて、ちょっとした街歩きなんかでもとても快適な見え方なのでTALEX松村イチオシのレンズカラーです!
クッキリな見え方の「ACTION COPPER(アクションコパー)」
タレックスレンズカラー「アクションコパー」
赤いレンズカラーはブラウン系のフレームと合わせやすく、男性の方はブラック系のサングラスと合わせると、グッとスタイリッシュな雰囲気に変わるのでオススメです。
赤いレンズカラーはなかなかファッションと合わせる事に抵抗があるかもしれませんが、見え方はとっても機能的です。そもそも、この赤系のレンズカラーは紫・紺・青・緑の光をカットしたその他の光を目に通しますので、わかりやすくご説明すると、「影を濃く見せ、明るい箇所が明るく見える」という感覚の見え方に変貌するのです。
例えば、ウィンタースポーツなどで使用すると雪の凸凹具合がわかりやすく、盛り上がっている場所が一目瞭然!他にも、運転時の道路の白線がハッキリと感じることができるので、スピードのある高速での運転でも安心の視界になるんです。
私は仕事で運転をあまりしませんが、その分、出張での慣れない高速で使用すると、車間距離や白線の位置がわかりやすいので、本当に重宝しています。
このクッキリした見え方は
逆をいうと、夕方など西日が差し掛かりだす時間帯になると、影を濃く見せてしまうため、他のレンズカラーとくらべて暗く感じてしまう場合があります。
あくまでも日中でのご使用をオススメするレンズカラーとなります。
明るい見え方の「EASE GREEN(イーズグリーン)」
タレックスレンズカラー「イーズグリーン」
黄緑色のレンズカラーはTALEXの日中向けサングラスバリエーションの中でも比較的色の薄いカラーとなっております。コーティングによって差は出ますが、基本的には日中サングラスをつけていると、ギリギリ外から目が見える程度の濃さです。明るめのレンズカラーな分、レンズの大きなサングラスを選ぶと、外から目が見えることが裏目に出て、あまり格好の良い外観にはなりません。ですので、サングラスの中でも比較的レンズサイズの小さいモデルを選んだり、大きめのレンズを選んだ場合には外から目が見えにくいミラーコーティングを施したりすることをオススメします。
このイーズグリーンの見え方の特徴は、なんといっても「明るさ」です。『サングラスなのに明るい?』と、思われるかもしれませんが、このイーズグリーンは日中で暗く感じやすい「くもりや雨の日」で使用すると、偏光レンズ特有の雑光カットに加えて、スッキリとした明るい黄緑の視界が安心感を与えてくれます。雨の日では、特に運転時の見えづらい路面反射を抑えてくれるので、白線が濡れて見えづらい状況でも、しっかりと白線が見やすくなります。
ただし、イーズグリーンはあくまでもサングラスとして光量が少ない「薄暗い日中」での使用をオススメするカラーであり、夜間運転などではご使用できませんのでご注意ください。
『TALEXレンズ』基本の3色「見え方の違い」
これまで、タレックスレンズカラー「トゥルービュー」「アクションコパー」「イーズグリーン」の3色それぞれの説明を行ってきましたが、わかりやすくこの3色の特徴を整理すると、「トゥルービュー」は【自然な見え方】 「アクションコパー」は【クッキリ・ハッキリ】 「イーズグリーン」は【明るくスッキリ】という見え方となります。ここで皆様にお伝えしたいことは、トゥルービューは自然な色合いで見える分、アクションコパーのようなクッキリさはなく、イーズグリーンのような明るさもありません。逆に、アクションコパーはクッキリ・ハッキリと見える分、夕方などの影が濃くなる時間帯に近づくにつれて、暗い見え方に感じてしまう可能性があります。イーズグリーンはサングラスレンズカラーですから裸眼と比べるとまぶしさは抑えてくれますが、トゥルービューやアクションコパーほど、快晴時のまぶしさを抑えてくれることはありません。
グレー系以外のカラーを選ぶと何かに特化した見え方となり、グレー系を選ぶと色による特化した特徴的な見え方の恩恵を受けない、ありのままの視界になる。ということになります。
ということは、レンズカラーに悩まれている場合は「ファッション的」に選ばれる他に「使用用途によってレンズカラーを使い分ける」ことで、快適な見え方が目の疲れを和らげてくれるということなります。
もし、『TALEXレンズ』を購入する際にレンズカラーで悩まれた場合は、「選んだフレーム」と「使用用途」を明確にすると、スムーズにお選びいただけると思います。
更に、全国にはTALEXが認定した眼鏡店の「プロショップ」にプロスタッフが常駐しておりますので、ご相談いただければ、お客様にピッタリのサングラス選びをサポートをいたします。お気軽にご相談いただければと思います。
まとめ
今回のブログはいかがでしたでしょうか?実際には『TALEXレンズ』のレンズカラーラインナップは全部で18色あります。その中から自分にあった1色を選ぶというのはなかなか難しいこともあると思います。
今回は色に目線を向けてご説明いたしました。
この内容を参考に選んでいただければ嬉しいですが、私からのお願いとしては、出来れば「実際の目で見て体験いただきたい!」です。私は、約7年間TALEXの直営店で勤めておりましたが、やはり見え方の感じ方は人それぞれあります。トゥルービューでは暗すぎる!とおっしゃる方もいましたし、明るすぎる!とおっしゃる方もいました。西日が少しまぶしいという人がいれば、西日は目が痛くて開けていられない、という方もいらっしゃるほど、感じ方には個人差があります。
『TALEXレンズ』は全国の認定PROSHOPでご体験いただくことが可能です。もしPROSHOPのお近くを通った際は、体験だけでも構いませんのでお立ち寄り下さい。