今回はメガネの上から挟み込んで取り付ける、クリップオンをご紹介いたします。
メガネのフロントパーツに取り付けることのできるサングラス。
登山においてのメリットとデメリットをご紹介いたします。
【メリット】
・いつもの使い慣れたメガネを使用することができる。
・メガネの度数が変わっても使用できる。
・度数付きのレンズに比べるとコストがかからない。
・ザックの中から物を取るとき等、サングラスが必要ないシーンで跳ね上げることができるので、サングラスの保管場所に困らない。
・オーバーグラスのようにメガネを覆ってしまわないので、低山などで暑く、汗をかくシーンでも曇りにくい。
【デメリット】
・風の巻き込みや、横から光が入ってくる可能性がある。
・メガネのフロントパーツに取り付けをするので、下を向いて歩く場合は重さでメガネがズレてくる可能性がある。
・メガネのレンズに挟むので、レンズのコーティング剥がれに注意が必要である。
・メガネのサイズにある程度合った大きさでなければ、デザインに違和感が出る。
・クリップ部分の取り付けパーツが目立つ。
今回はクリップオンについて書いてきましたが、注目すべきは価格が抑えられる点と、いつものメガネの視野を保つことができる点です。藪漕ぎなどのレンズに傷がつきやすいフィールドで使用して傷がついてしまっても、レンズ交換のコストを抑えられます。
また、覆うタイプとは違い視野が広いので、落石や落雪の危険性がある所でも、周りの雰囲気をつかみやすいというメリットがあります。
次回は「クリップオンの重さ」を解決してくれる、「メガネ×サングラス ―シーザーフリップ編―」をご紹介いたします。