「仕事で飛行機のパイロットをしているんですけど、タレックス直営店ならではの品揃えが見たくて九州から来ました。」
ご来店くださったのは50代の男性のお客様。
既にモアイグレーとモアイブラウン、アクションコパーとトゥルービューをご愛用されており、今回はピースシリーズをご検討とのこと。
「飛行機を操縦する時は、太陽の光が眩しいのでサングラスをかけるんですけど、操縦席では液晶モニターや風防ガラス(車でいうフロントガラス)から前方を見ますので、雑光カット率(偏光度)が高いと液晶モニターは角度によって暗くなってしまい、風防ガラスは水玉模様に見えるので使用できないんです。雑光カット率(偏光度)の少ないモアイレンズだとそういった問題は解消されるのですが、レンズが薄いので眩しい時があって困っているんです。そこで雑光カット率(偏光度)が50パーセントのピースシリーズを試してみたくて来ました。」
わたしの説明が必要のないほど偏光レンズについてお詳しく、タレックス通のお客様。
早速ピースレンズの体験をしていただきました。
ピースシリーズには、ピースグレーとピースブラウンがあります。
まずは液晶モニターや、風防ガラスを想定して車のリアガラスを見比べていただくと、
「なるほどね。液晶モニターの見え方が一番暗くなる角度で見ても、モニターがきちんと見えますね。これなら飛行機の操縦でも使えそうです。リアガラスは少し水玉模様が見えますが、この程度なら気にならないので操縦に使えそうです。」
次に店外で、雲の見え方をご確認いただくと、
「おおー! これは良く見えますね!雲の輪郭がハッキリとします! 飛行機に乗る時は雲を見ながら操縦しますので、雲の輪郭がハッキリ見えるとすごく助かるんです。ピースグレーは自然のままに見えて使いやすそうなんですけど、今回はコントラストがハッキリするピースブラウンでお願いします!」
フレームは視野が広くてプライベートでも仕事用としても使えるようにとH-Fusion(エイチフュージョン) HF-129 Col.05をお選びいただきました。
アセテート素材のリム(枠)にチタンのブリッジパーツを組み合わせた、やや大ぶりの「ボストン・ウエリントン」フレーム。60年代に登場した、樹脂とメタルを組み合わせたテンプル(つる)は上質で正統派の印象を与えます。
「フレームはこれがいいですね。このタイプのフレームは持っていないですし、このぐらいのレンズサイズがあれば視界にフレームが入り込むのも気にならないですね。ピースブラウンとの相性も良さそうですし、チタン素材のノーズパッド気に入りました。」
ご遠方からお越しくださったお客様でしたので、しっかりとフィッティングを行い、仕上り次第ご発送の手続きをさせていただきました。
「遠いところから直営店に来てほんとうに良かったです。こんなにレンズやフレームの種類があるとは驚きました!良い買い物が出来ました!」
と、ありがたいお言葉をいただきました。
PROSHOP & SHOWROOM TALEXには、ご遠方から時間をかけてご来店くださるお客様も多くいらっしゃいます。足を運んでくださったお客様に心から満足していただけるよう誠心誠意努めてまいります。お近くにお越しの際には、どうぞお気軽にご来店くださいませ。