ロッククライミングでサングラスなんて使ったことないけど、本当に必要なの?と思われる方も多いのではないでしょうか。実際、サングラスをかけていない人も多いのが現状です。
しかし、こんなことはありませんか?
・ホールドに手をかけた際、溜まっていた砂埃が目に入った。
・風で砂埃が巻き上げられ目が開けられなかった。
・ビレイ中クライマーが落とす砂埃で上をむけない。
・落ちてきた小石が当たった。
そう、これは些細なことなのかもしれませんが、一歩間違えれば事故につながる可能性もあります。事故にならなくとも、フォールした。オンサイトならなかった。という話はよく耳にします。
【クライマーにサングラスをおすすめする理由】
砂埃や、落ちてくる小石からの目の保護
これは、クライマーやビレイヤーにも安全にクライミングを楽しむ上で考えていただきたい項目の一つです。そしてこれらのことは、サングラスをかけることである程度防ぐことができます。人里離れた野外において目の保護は重要です。目を怪我してしまうと最悪、歩けなくなってしまいます。怪我とは言わず、砂が目に入ってしまったとしても同じことがいえるでしょう。もし、マルチピッチの岩壁なら… と考えると少し恐ろしいかもしれません。
強い光からの目の保護
影になる壁もありますが、基本的に木々が少なく開けている岩壁が多いとおもいます。マルチピッチでは特にそうですよね。実は太陽からの強い光によってあなたの体力、集中力が失われている可能性が。影でも日向でもかけていられるレンズの濃さをおすすめいたします。
偏光サングラスは岩の反射を抑え岩の弱点が見える
角度的に反射がきれいに取れるわけではありませんが、岩のかすかな凹凸が見やすくなるので、ホールドをスムーズに探し出すこともできます。これは少し後で詳しくお話しいたします。
では実際にどんなサングラスがいいの?
次回は、「クライミングに適しているサングラスの選び方 ~フレーム~ 」を紹介いたします。