いつもブログを読んでいただいている方、初めてご覧になった方、ありがとうございます。TALEXスタッフの松村です。
タレックスのレンズカラーは全18色ありますが「自分に合ったレンズカラーって…?」と悩まれる方が多いと思います。ファッション的に合わせるべきか? 見え方を重視した方が良いのか? オーダメイドだからこそ、こだわりたいですよね。
そんな悩みを持たれている方へ、今回は2014年にデビューしたタレックスのレンズカラー「エアリーパープル」の、ファッション・見え方・オススメ用途に目線を当てて3つのポイントに分けてご紹介しようと思います。
目次.
エアリーパープルとフレームカラーのファッション性
エアリーパープルの見え方の特徴について
エアリーパープルのオススメ使用用途
まとめ
エアリーパープルとフレームカラーのファッション性
パープル系のレンズカラーはグラデーションが入っていることが多く、エアリーパープルのようなレンズがまるまる紫になっているものは、なかなか市販で販売されていないためイメージがつきにくいかと思います。(下記画像参照)
性別や服装によって様々合わせ方がありますが、サングラスだけでみたときにどういった特徴があるのでしょうか。下の画像をご覧いただくと分かるように、エアリーパープルはバイオレットに近いパープル系となっているので、様々なフレームカラーとの相性が良く、このカラーでは合わない!という心配の少ないカラーです。特に、「赤系(レッド)」や「紺色(ネイビー)」に関しては紫系との相性も良く感じられます。青系も紫との相性も良いので、明るいブルーや濃いネイビーのフレームカラーを合わせてみてもいいかもしれません。
パープルのレンズという言葉だけで聞くと、女性向けのイメージをされる方もいらっしゃると思います。ですが、ブラック系のフレームと合わせると非常にクールで格好のいい組み合わせになります。
エアリーパープルの見え方の特徴について
紫色の視界ってどんな見え方なんだろう? 裸眼と比べてすごく見え方が変わりそうで抵抗が… そう思われている方にはぜひ試していただきたいです! エアリーパープルは、ただ「紫色の視界」に見えるカラーではなく、実際は視界にある黄色を落とした見え方になります。黄色を落とした見え方? それは一体どういった見え方なのか、下記の写真とともに説明したいと思います。
上の写真は弊社スタッフが北海道への出張時に撮影したものです。
当時の見え方を本人に確認してみると「撮影したのは7月の日中。日差しが強く、白線が少し見えづらかった事を覚えています。長時間の運転だったのでサングラスは手放せなかった。」とのことでした。
上下の写真を比較すると、上の写真の道路はすごく黄色いというのがわかるでしょうか!? それに比べ、下の写真は白線がクッキリして、道路の黄色味がなくなっているように見えないでしょうか。
このように、視界から黄色を落とす(減らす)ことで、普段グレーと思っている道路であっても実際は天候によって黄色く見えていたりします。そして、エアリーパープルをかけることにより、白線など白に近しい色はより白と認識しやすい見え方となるのです。
エアリーパープルのオススメ使用用途とオススメしにくい使用用途
見え方に関してはご説明しましたが、どういった用途で使用することがオススメなのか。
このエアリーパープルは視界から黄色を落とす(減らす)見え方の特徴があることから、白を見たい! や、視界に白が多い場合に重宝するカラーと言えます。
まず日中の長距離運転には、とってもオススメのカラーです。白線がクッキリと見え、コントラストもハッキリとする分、前方車両との車間距離などもつかみやすく、裸眼と比べたときの目の疲れは大きく変わります。お仕事の都合上運転の多い方や、趣味で遠方へ出かけられる事が多い方はぜひ試していただきたいカラーとなっています。
他には、冬場にもオススメのカラーです。真っ白な世界で雪道が見えづらくなることがあります。そういった中で雪道をしっかりと見分けたい方にはオススメです。影がクッキリと見える上、雪面からの照り返しのまぶしさを偏光機能で和らげることもできるため、冬場の雪道運転で怖い思いをされている方はぜひお試しください。
逆に、エアリーパープルは暗い場所をより暗く見せるという特徴があります。
日が沈みだす夕暮れや、室内、曇天や雨天の天候の日には他のタレックスレンズカラーと比べて暗く見えてしまう可能性があるのでお気をつけください。
まとめ
いかがでしたか? 実はこのレンズカラーは、とても思い入れのあるカラーなんです。発売開始は2014年秋。当時私は直営店に勤めていました。そんな時にTALEXサングラスを何本か持っているお客様がご来店されました。
月に1度、週末にフィッシングを楽しまれているお客様は水の中を見ながら釣る「サイトフィッシング」をされており、サイトフィッシングにはコントラストのしっかりした見え方が特徴的な「赤茶系」がオススメカラーとなっていました。ですが、
「赤茶系はどうしても目が疲れてしまう。運転でも使っているけど、やっぱり見え方が赤い感じが慣れなくて… でも他のカラーはサイトフィッシングには少し物足りないし…。」
と頻繁にご相談を受けていました。
色々なレンズを試され、結果的に赤系のカラーをしぶしぶご使用されていました。実はこういったお声を年に数回お伺いすることがあり、どうにか満足いただけるカラーがないものかと悩んでいたときにエアリーパープルデビューが決定したのです。赤系に悩まれていたお客様にも早速連絡を入れてご提案したところ非常に喜んでいただき、手放せない! と、子供のように喜んでいたのを今でも覚えています。
今では運転や雪道、渓流釣りなどにも人気のカラー。どんなカラーなのか?と悩まれているのであれば、まずは全国のPROSHOPでお試しください。