まず、白内障はカメラでいうレンズのような働きをする水晶体といわれる組織が、年齢を重ねると共にどんどん白く濁っていってしまう病気です。
白く濁ってしまうと目に入ってくる光がうまく眼球の奥にある器官に届かなくなってしまいます。
この症状は見え方的には「視力の低下」「白くぼやけた視界」「雲がかかったような視界」に感じられます。
では何故手術後は眩しく感じてしまうのか?例えば…白くぼやけた症状で5年間生活されていると、その視界が当たり前となってしまいます。そんな雲がかった視界が白内障の手術を行って透明の人工水晶体(眼内レンズ)に戻り、急にクリアな光が目に入ることで光の量を多く感じてしまい白内障の頃よりも眩しくなってしまった。
…と、なってしまう事が原因と言われています。実際には白内障になる前の状態に戻ったのですが、白内障の手術後は本当に眩しいという感想をよく耳にします。
次回はTALEX松村達也より「濃い色のサングラスを選ばないとダメ?」についてご説明いたします。