「雨の日の運転は苦手…」普段あまり運転されないペーパードライバーの方や初心者の方なら、特にそう感じる方も多いでしょう。
ある高速道路の調査によると、雨天時の時間当たりの事故件数は晴天時と比べて約5倍も高くなっているそうです。
出発したときは小雨でも、走っている最中にどんどん雨脚が強くなることだってありますよね。ドライバーが不安でいると同乗者も不安になるもの。気がつけば車の中はシーンと静まり返って雨音だけに…
そんな経験はありませんか?
今回は私自身が驚いた、雨の日の運転を快適するお助けアイテムをご紹介いたします。
目次
1.雨の日の運転が不安に感じる理由
そもそも、なぜ雨の日の運転は不安に感じるのか?
運転の時に必要な情報の90%以上は目からの情報だと言われています。
晴れた日と違って、雨の日はフロントガラスやサイドのガラスについた雨のしずくで、よく見えなくなります。特に雨あしが強くなると、ワイパーの合間に見えない瞬間があって緊張感が高まりますよね。前走車や対向車レーンから飛んでくる大量の水は、ヒヤッとするどころか心臓がバクバクすることも。
つまり、雨の日の運転は状況を判断する目からの情報量が格段に低下する。これが不安になる要因です。
土砂降りの中、目的地に着いた途端ドッと疲れが出た。これは見えにくい中でも情報を集めるために神経を使っていたからなのですね。
2.雨の日の運転を快適にするお助けアイテム
前回、雨の日の運転は状況を判断する目からの情報量が格段に低下するため不安になるとお伝えしましたが、今回はその不安を少しでも解消できる、お助けアイテムをご紹介したいと思います。
雨の日の運転は苦手…
いっそ、雨の日には運転を避ける? なかなか、そうはいきませんよね。
雨に濡れずに目的地まで行けるのは、車ならではのメリット。ご家族の送り迎えや冠婚葬祭など、雨の日だからこそ運転しなければならないシーンは意外に多いのも事実。あるいは仕事で大切なお客様を乗せて走る場合、ドライバーの苦手意識は車内全体に妙な緊張感が伝わってしまいますよね。
運転に集中しすぎて、会話どころか手に汗びっしょり…
● 雨の日の運転=状況を判断する目からの情報量が格段に低下
そう、不安要素を取り除くには、目からの情報を増やせばいいわけです。
そこで、私自身も驚いた、雨の日の運転を助けてくれるアイテムをご紹介しましょう。
意外ですが、それはサングラスなんです!
「サングラス?? よく見たいのに、暗くなるじゃない?」
サングラスと聞くと視界が暗くなるイメージを持たれる方がほとんどですよね。
たしかに、皆さんがイメージされる一般的なサングラスは雨の日に使うと暗くなって情報量がさらに減ってしまうでしょう。しかし、実は雨の日にも暗くならずに路面の情報や風景を見やすくしてくれるサングラスがあるんです。
それが今回オススメする、明るめのレンズが入った偏光サングラス。
“明るめの偏光サングラス”
見た感じだけだと「単純に薄いレンズカラーのオシャレメガネ?」と思うかもしれませんね。違うんです、この黄緑色のレンズには隠された秘密があるんです。
下の比較写真をご覧ください。
路面と白い車線、そして前走車の見え方をよーく見てくださいね。
↑偏光サングラスなしの状態
↑明るめの偏光サングラスで見た道路
違うでしょ! 明るめの偏光サングラスから見た視界は、暗くなるどころか路面の状態と白い車線がクッキリ! しかも、遠く前を走る車もハッキリ見えますよね。
つまり、見たい情報量が格段にアップしていることがおわかりでしょう。
これなら、食い入るように見なくても大丈夫ですよね! 肩の力も和らぐ、雨の日のお助けアイテムです。
3.どうしてこんなにハッキリ見えるの?
雨の日の運転のお助けアイテム、明るめの偏光サングラス。どうしてこんなにハッキリ見えるのか? その見え方のナゾに迫りたいと思います!
実は、このサングラスに入っている黄緑色のレンズは偏光レンズといって、地面などの反射をカットする特殊なフィルターが内蔵されたレンズなんです。
もちろん、サングラスレンズなので裸眼と比べると暗くはなります。けれども、皆さまがイメージする一般的な濃いレンズと違って、直接光を和らげながら地面に反射した光をしっかりカットしてくれるので、運転に必要な情報が増えるのが特徴です。
雨といっても分厚い雲の上には太陽があるわけで、その光が地面に反射しています。雨で濡れた道路は余計に光が反射して白く光りますよね。通り雨の後、晴れ間が広がると道路がギラギラする、あの現象。
つまり、雨の日の路面は濡れているため、反射した光が邪魔をして白線など路面の情報が見えにくくなっている。
その余計な反射光を取り除いてくれるから、下の写真のように白い車線や遠くの車の輪郭がクッキリ! ハッキリ! 見えるというわけです。
見えにくいものを見やすくすれば、目からの情報は増えますよね。
↑裸眼で見た雨天の視界
↑明るめの偏光サングラスを通して見た雨天の視界
課題 ▶ 雨の日の運転は、状況を判断する目からの情報量が格段に低下する=不安
解決策 ▶ 見にくい情報を見やすくして、目からの情報を増やす=不安要素を取り除ける
いかがですか? 見たい情報量が格段にアップする明るめの偏光サングラス! これなら、食い入るように見なくても大丈夫ですよね!肩の力も和らぐ、雨の日のお助けアイテムです。
ちなみに今回ご紹介した明るめの偏光サングラスのレンズはTALEXのイーズグリーンというレンズカラー。
普段あまり運転されないペーパードライバーの方や初心者の方で、雨の日の運転に苦手意識を持たれている方は、ぜひ明るめの偏光サングラスをお試しくださいね。
準備ができたら雨の日が待ち遠しくなるかも
私は20代の頃から釣りが趣味。
雨の日は釣り場に人が少ないので、どちらかというと嫌いじゃない。
釣れそう! このテンションを下げずに目的地まで行くために、明るい偏光サングラスを必ず掛けて運転しています。
とにかくハッキリ見えるし、見える距離が伸びるので高速道路では特にオススメです。
最近は子供ができて釣りに行く機会は減りましたが、仕事で大阪から福井県や愛知県まで運転する機会が結構あります。
片道200km以上の距離ですが、雨の日でも快適に運転しています。
※もちろん集中豪雨は別ですよ! 少しおさまるまで待機です!
苦手意識がなくなれば会話も弾むし、音楽だって耳に入ってくる。
ご家族での移動中も、今よりきっと楽しめるはずです。
このお助けアイテムの準備ができたら、逆に雨の日が待ち遠しくなるかもしれませんね。
雨の日の運転が苦手な皆さん、ぜひお試しくださいね。