今回は、テンプル(つる)の部分について書いてまいります。
ピンと来ない方も多いと思いますのでわかりやすく説明をしますと、耳に掛ける部分をテンプルといい、フィッティングを行う上でこの部分は重要なポイントです。
曲げる位置や角度でかけ心地がかなり変わるので、この調整は最も重要といっても過言ではありません。曲げるポイントを誤ったり、強い角度で曲げてしまうと鼻に跡がついてしまいます。逆に曲がりが浅くてもズレてきますので、プロによる絶妙な調整が必須なのです。
また、大きいサイズのサングラスはテンプルも長く作られている為、女性の方が掛けられると曲がった先の部分が耳の裏に当たってしまって違和感が現れたりしますので、前回の記事 『ズレないサイズ感』 で述べたように、サイズ選びも重要なポイントなのです。
素材によって調整の仕方が異なりますが、セル系のフレームはノーズパッド同様に専用の器具で熱を加えてゆっくり曲げていきます。熱を当てるポイントと曲げるポイントを誤ると掛け心地は悪くなってしまいます。
サングラスをきちんとお顔に掛けるには、きちんとフィッティングが出来る専門店で購入する事がやはり必須なのです。
さて今回はこの辺りで失礼一旦失礼致します。
次回まとめ記事「サングラスがズレない3つの方法!」をご期待ください!