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SUNGLASS LIFE

TALEX JOURNAL

サングラスがズレない3つの方法!

2016.10.12 Wed.

 

 

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サングラスがいつもズレてくる。あるいは、かけていると必ず顔のどこかが痛くなってくる。皆さま、このようなお悩みはございませんか?

 

私がお店に立っていた頃、このようなサングラスの掛け具合に関する相談を受けることが多く、専用工具を使ってフィッティング(調整)をさせていただきました。

 

当然の事ですが「鼻の高さ」「顔の形や大きさ」「耳の位置」、これらは人によってそれぞれ違うもの。

 

サングラスだけに限らずアイウェア全般に言える事ですが、長時間快適にかけていただくにはフィッティングと呼ばれる調整は必須です。普段、メガネをかけている人にとっては当たり前と思われるフィッティングですが、メガネに縁のなかった人にとっては、調整できる、ということすら、知らなかったという人も多いのではないでしょうか?

 

職業柄、毎年夏が近づくと多くのお店で陳列されているサングラスコーナーが目につきます。先日もふらっと街を散策中に驚いたのが、某有名ファストファッション店のサングラスコーナーのボリューム。街のメガネ屋さん顔負けとまでは言いませんがかなりの種類のサングラスがありました。

その売場を見て思った事、それは フィッティングは誰がしているの…?”

今の時代、ファッション的要素の強いサングラスは専門店以外でも購入できます。けれども、実際に購入されたお客様からの掛け具合に関するお悩みを聞いてきた私は、やはり実際に手に取れて試着ができ、フィッティングまでをきっちり行う専門店での購入をおすすめしたいです。

 

今回のブログは気持ち良く、そして格好良くサングラスを掛けるための3つのポイントについて書いてまいります。

 

このブログを読んでいただいた皆さまが目先のロープライスに惑わされる事なく、きちんとしたサングラスをかけ快適な生活を過ごせる事を願っております。それでは木下ブログにどうぞお付き合いください。

 

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目次

 

チェックボックス ズレないサイズ感

 

チェックボックス ノーズパッドの調整

 

チェックボックス テンプル(つる)の角度

 

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1.ズレないサイズ感

 

皆さまサングラスを購入する時にどんな部分に要点を置いてお選びになりますか?人によって選び方は様々だと思います。

例えばデザインや色、軽さやかけ心地…

今回のブログテーマのサングラスがズレない3つのポイント!その1では、おおよそのサイズ感の目安について書いてまいります。

まず、ストレスなくサングラスを掛けるための大前提として、お顔の大きさにあったサイズ感のサングラスをお選びになる事が賢明です。

では顔にあったサイズ感って?

目安としてはサングラスの横幅がお顔からはみ出ない大きさがよいでしょう。

いくらデザインが好みでも、あまりにアンマッチなサイズ感のサングラスはフィッティングによる調整が難しい場合があります。

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流行りのビッグシェイプのサングラスには掛けた時の負担を考えて軽い素材を使っていたり、意図的にフレーム生地を薄くして調整している良品もありますが、かけ心地を考慮していないただ大きいだけの物には注意が必要です。ビッグシェイプのサングラスだけではなく、試着が出来る環境での購入をおすすめします。

試着段階で違和感がある場合は、長時間掛けているとどこかが痛くなってきたりして、せっかく選んで購入したのに結果的に掛けなくなってしまった…ということにもなりかねないです。フィティングが可能なフレームか、購入後の調整やアフターフォローが出来るかも含め、購入前に販売店に確認をしておくといいでしょう。

 

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2.ノーズパッドの調整

 

続いてサングラスの各パーツ、部分的な所にスポットを当てて書いてまいります。

サングラスのフレーム素材は大きく2分すると「金属性」のタイプとプラスチックのような「セル枠」と呼ばれるタイプがあります。もちろんきちんと細分化すると色々な素材がありますがざっくり分けると主にこの2タイプです。

詳しい素材に関しては「アクションコパーと同期」のブログをご参照ください↓

素材によって重さが違う? フレーム編【アセテート・セルロイド】

さて本題に戻りまして、金属性のフレームにはクリングスという針金の様な細いパーツがついています。これが鼻に直接触れるノーズパッドに繋がっており、このクリングスを動かすことで鼻への掛かり具合を調整します。基本としては、ノーズパッド全体が鼻に均一に当たっている状態が好ましいです。

ノーズパッドの一点だけが過度に当たっていたり均一に乗っていないと鼻に跡が着いたり、痛くなる事がありますので購入時はこの部分もしっかりと販売店で調整してもらいましょう。細いので簡単に動くパーツですが、調整には専用の工具と技術が必要です。無理に動かしたりすると折れてしまうこともあるので、ご自身での調整は避けてください。

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続いてセル枠系のノーズパッドの特徴についてです。

フレームから直接ついた山形状に盛り上がる部分がノーズパッドです。セルフレームはノーズパッドが一体型になった物が多くデザイン的にはとてもミニマルにまとまりますが、クリングスが着いていないため、金属フレームと比べると調整のふり幅は少し劣ってしまいます。

では、どのようにして調整をするの?

これは専用の器具を使い、ピンポイントでノーズパッドを温めてからグッと曲げて調整を行います。

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セル枠系を選ぶ際はノーズの部分も確認するようにしましょう。

セル枠でもクリングスが着いたタイプもあったりしますので、鼻が低い人はクリングスタイプを選ぶ事がズレないポイントです。

また、調整をしてもらっても鼻にはうまく乗らないが、どうしてもセル枠をかけたい人もいると思います。この場合は別途費用と期間は掛かりますが、鼻盛りというノーズパッドの盛り直し加工ができる場合もあるので販売店にご確認されると良いでしょう。

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テンプル(つる)の角度

 

今回は、テンプル(つる)の部分について書いてまいります。

ピンと来ない方も多いと思いますのでわかりやすく説明をしますと、耳に掛ける部分をテンプルといい、フィッティングを行う上でこの部分は重要なポイントです。

曲げる位置や角度でかけ心地がかなり変わるので、この調整は最も重要といっても過言ではありません。曲げるポイントを誤ったり、強い角度で曲げてしまうと鼻に跡がついてしまいます。逆に曲がりが浅くてもズレてきますので、プロによる絶妙な調整が必須なのです。

また、大きいサイズのサングラスはテンプルも長く作られている為、女性の方が掛けられると曲がった先の部分が耳の裏に当たってしまって違和感が現れたりしますので、前回の記事 『ズレないサイズ感』 で述べたように、サイズ選びも重要なポイントなのです。

素材によって調整の仕方が異なりますが、セル系のフレームはノーズパッド同様に専用の器具で熱を加えてゆっくり曲げていきます。熱を当てるポイントと曲げるポイントを誤ると掛け心地は悪くなってしまいます。

サングラスをきちんとお顔に掛けるには、きちんとフィッティングが出来る専門店で購入する事がやはり必須なのです。

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いかがでしたか?このブログを読んでいただいた方に少しでもサングラスのフィッティングの重要性をご理解いただければ幸いです。普段メガネかやサングラスをかけている方にとっては当然の事ですが、フィッティングでかけ心地が良くなるだけでなく、サングラスが正しくお顔に乗る事で見た目も断然格好良くなるのです。

 

フィッティングを行うには専門的な知識や技術、それに経験も必要になってきます。記事中でもお伝えしていますが、フィッティングやアフターフォローをしっかり行う専門店での購入をおすすめします。

 

皆さまが快適なサングラス生活を過ごせる様に有益な情報をブログを通し発信できればと考えております!

 

今回もブログをご閲覧下さりありがとうございます。次回も是非ご閲覧ください。それでは皆様、今後ともよろしくお願いいたします!

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このブログ記事を書いたスタッフ

木下 誠MAKOTO KINOSHITA

  • 好きな場所/神社
  • 趣味/雑巾がけ
  • マイブーム/市販のルウを使わずにスパイスだけでカレーを作ること

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