前回までの4・6カーブに続き、今回は8カーブレンズについて書いていきます。
8カーブのレンズは、顔を覆い隠すような湾曲の強い形状で、スポーツサングラスとしては主流のレンズカーブです。最近は一般向けのサングラスでも増えてきています。しかし、レンズの湾曲が強いため、歪みが非常に発生しやすいというデメリットがあります。
※画像参照
なぜ歪みが発生してしまうのか?
通常は、メガネや4カーブのサングラスの場合、レンズは目に対して平行な状態かかります。しかし8カーブ(ハイカーブ)サングラスの場合はレンズが目に対して角度がついた状態で掛かってしまうのです。この角度を一般的に“そり角”といいます。
そり角が強くなると横方向に視線がズレ、視界に違和感が現れやすいです。個人差はありますが、気分が悪くなる人もいたりします。しかし高性能なハイカーブレンズには視線の横ズレが発生しないように度数を入れるような調整がされており、ズレが感じにくく違和感が軽減されます。この調整の事をプリズム補正といいます。
※TALEX製品も一部ハイカーブモデルは補正をしております
ハイカーブサングラス購入の際は、視界に歪みが発生していないか確認する事をおすすめします。
以上、8カーブレンズについてでした。次回まとめブログ「サングラスのレンズカーブってなに?」をご期待ください。