少し堅い話をいたしますが、ご容赦ください。
「正しい情報をお伝えするのもメーカーの役割」という考えのもと、20年前にメガネレンズ発祥の地「田島」で偏光サングラス専門店を始めました。
当時タレックスは、全てのレンズをサングラス先進国(欧米諸国)に輸出していました。
デリケートな青い目の欧米人にとってタレックスは大絶賛!生産が追いつかず日本の会社でありながら、日本での販売はゼロでした。
そんな会社が日本国内での販売を本格的に開始することになったのは、ある衝撃的な記事がきっかけでした。
大阪消費者センターが発行する「美しい暮らし」1996年9月号に500円~9,500円のサングラス25本のレンズをテスト(紫外線透過率・可視光線透過率・平行度・ひずみ・解像力について)したという記事です。
価格の高いものが当然良いレンズだと思いますね?
しかし、レンズの品質は価格にまったく関係なしという結果。
9,500円のサングラスよりも500円の方が良かったという驚きの結果。
その後、消費者センターの努力もむなしく、品質は向上されませんでした。
むしろ、雑貨店やアパレル店でのサングラスの販売が増加し、悪くなる一方です。
レンズのひずみ、ユガミのため❝目の健康❞に好ましくないという結果があるにも関わらず・・・です。
改善の兆しがないので、ついに消費者庁は動きます。
家庭用品質表示法で「ファッションサングラス」という区分を新たに設定し、なんとそこには使用上の注意として❝あまり長い時間目にかけない旨❞と表記が義務付けされました。
日本国内でこのような状況に対して、タレックスは❝ほんとうのサングラスをかけたことがありますか?❞という皆様へのメッセージと私たち自身への問いかけと共に、お客様の大切な目に安心してお使いいただけるよう光学性能にすぐれた高品質、高性能な目に優しいレンズ製造にこだわり続けます。
これからもPROSHOP&SHOWROOM TALEXは偏光サングラスの専門店として、正しい情報と最新の技術で、日常生活のお役に立てるサングラスをご提案いたします。
趣味に、ドライブに、目の健康や美容のお手伝いとして、皆様の生活が少しでも楽しくて豊かになるお手伝いができるように、スタッフ一同努力して参ります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社 タレックス
代表取締役 田村 真三
次回はいよいよ【20周年記念特別企画】の全貌についてご案内させていただきます。