前回の続きで、もう一色ご紹介させていただきます。
樹林帯が多い低山と言っても、途中の開けているところであったり山頂付近は、木々がない所、もしくは明るい樹林帯もありますよね。そういった場面では、やはり眩しく感じてしまう…。そんな時に使いやすいレンズカラー。それがイーズグリーンです!
可視光線透過率40%、雑光カット率90%のレンズ。
特徴はこのカラーにあります。
スペック的には前回紹介したピースシリーズよりも濃いレンズになるので、木漏れ日の反射のギラつきをカットし、木々が開けているところでも眩しさを抑えてくれます。イーズグリーンには、イエロー系の色味入っていますので、比較的暗いところでも明るく感じさせてくれます。また、適度にコントラストが上がるため、登山道が鮮明に見えるのも分かるかと思います。
そして、サングラスにはレンズの色と同系色のものが鮮やかに見えるという特徴があり、イエロー系の色味が多く配合されているイーズグリーンは、樹林帯の木々がより鮮やかに見え、森林浴をより気持ちよく感じさせてくれることでしょう。
サングラスのコントラスト性能は、登山道の道幅や踏み跡、木の根や岩がしっかりと見えるので、とても歩きやすくなります。「視界が落ち着き、いつも見ている景色よりもハッキリと見える」これだけでも普段の登山の疲れ方とは差が出てきます。危険を常に察知しないといけない登山で、目からの情報はとても重要です。サングラスを掛けるだけで、目の疲れからくる、フィジカル的、メンタル的な疲れが軽減されます。安全な登山を楽しみましょう!!
次回は「夏の低山用サングラスについて」にて、ポイントをまとめてみたいと思います。お楽しみに!