45歳を過ぎた頃から感じていた、スマホ画面や雑誌の小さい文字など近くの小さいモノが見えにくい症状。最初は少し離せば見えたのに、いよいよ、腕を伸ばしてもピントが合わなくなって困った。そんな時、どうすればいいのか?を解説した4つの記事を、2つのまとめブログとしてご紹介いたします。同じ症状で悩んでおられる方は、ぜひご覧ください。
目次
まとめPART1 原因と対処法を知れば、今より快適になるはず!
最近どうも近くのモノが見えにくい、これって目の病気?
※この目の筋力の衰えに関しては前回の薮下ブログ「近くのピントが合わなくて見にくいんだけど、どうすれば?」で詳しく紹介していますので参考になさってください。
40歳で老眼??その言葉だけを聞くとショックですよね。私自身もそうでした。けれども、なったものは仕方ない。受け入れてうまく付き合っていきましょう。
では、老眼の進行過程がどういうものかというと。
「最近、スマホの文字がなんか見にくくなった…でも、少し離せば見えるからいいや。」
これが老眼の初期症状。早い場合40歳前半から感じる人もいます。少し離せば見えるくらいの状態なら、普段の生活や仕事に支障をきたすことはありませんね。
けれども数年経つと…
残念ながら、離す距離が腕の長さでは追いつかない時がきてしまいます。こうなれば仕事で書類に目を通す時や、普段の生活で本を読む時などは一苦労ですよね。
では一体どうすればいいの?
普段の生活や仕事で困り出した時、どこに相談したらいいの?
【今までメガネを掛けたことがないという人の場合】
最初は少し離せば読めた小さな文字も、歳を重ねるにつれて、どんどん離さないと見えにくくなりついには腕を伸ばして離してもピントが合わなくて困った時が、そのタイミングです。
【いつもメガネを掛けて生活している近視の人の場合】
弱い近視の人:今のメガネだと近くだけが見にくい、メガネを外した方がマシな気がするけど、仕事では掛け外しが面倒で仕方ない。
強い近視の人:今のメガネだと近くを見る時、顔を離さないと見えにくい。だからといってメガネを外すとかなり近づけないとピントが合わない。
乱視のある人:今のメガネだと近くだけが見にくい、メガネを外した方がピントは合うけど、歪んだり二重に見えてかなり疲れる。
これらの症状に心当たりのある方、まず相談すべき場所として、私の経験のなかで、断然オススメなのがメガネ屋さんです!
その理由は、ズバリ!同じ悩みを持った人をたくさん見てきたから。40~45歳の初期症状ももちろん、45~55歳の老眼進行中の人。55~70歳以上の本格的な老眼世代など、それぞれの目の状態に合わせてどんなアイテム(見やすくするメガネ)を提供すれば、その人が快適に生活できるのかを知っています。
販売経験から得た多くの引き出しから、その人の目的にあったアイテムをいくつか提案してくれるわけです。プロに任せるのが一番ってことですね。
普段メガネを掛けている方なら、ちょっと行って相談してみるか!で済む話ですが、昔からずっと視力が良かった人には簡単な話ではないですよね。
「目が良いのにメガネ屋さんに行くの?何しに来たの?って言われない?」
大丈夫です、安心してください。遠くの景色がしっかり見えていても、近くのモノにピントが合わず見えにくいわけですから、勇気を出して近くのメガネ屋さんに行ってください(笑)
大切なのは、今困っている状況を具体的に伝えること。
なぜなら快適に生活するための提案は、皆さんがどんな時に何を見るのを困っているかによって違ってくるから。
例えば、刺繍作業のように細かいモノを長時間見たいのに困っている方と、クルマの運転がほとんどで、たまに見る伝票の文字が見にくくて困っているドライバーの方では提案するものが違ってくるわけです。
皆さんが、普段の生活の中で自身がどういうシーンで近くのモノが見やすくなれば、快適な生活が送れるかをしっかり伝えてくださいね。老眼の相談という目的を忘れてオシャレなフレーム選びにならないように(笑)
次回の「近くのモノが見えにくくて困った時、どうすればいいの?」まとめ PART2では、実際に近くのモノが見えにくくて困り出した時に、どんなアイテムを手に入れれば、快適な生活を送れるのかを実例と合わせてご紹介したいと思います。