前回は偏光サングラスの反射を取り除くメリットについてお伝えしましたが、実は偏光サングラスにもご使用いただきにくいシーンがあります。
それは、液晶機器。
例えばスマートフォンやパソコンのモニターですが、偏光サングラスをかけた状態で目視すると画面が真っ暗になる、もしくは見えにくくなる事があります。
この現象は、液晶パネルや液晶機器自体にも偏光板が使用されている事が原因で、サングラスと液晶機器の偏光軸がタテ・ヨコで重なり交差すると真っ暗になったり、見えにくくなってしまいます。斜めに偏光軸が入った液晶機器なども多くあり、最近の傾向を見ていると完全に真っ暗になる事は少なくなってきているようにも感じます。
偏光レンズのご購入の際は、事前にお持ちの液晶機器との相性をご確認のうえお選びになる事をおすすめします。室内で色の濃い偏光サングラスをかけるシチュエーションはまずないとは思いますが、運転時に目視が必要なカーナビや液晶機器との相性は確認されるといいと思います。
次回木下ブログ、偏光サングラスの意外な使用用途3選をご期待ください。