実は、以前に行った実験で、耳にだけ紫外線をあてたマウスが耳だけ日焼けしたことに対して、目に紫外線をあてたマウスは全身が黒くなるという実験結果が出たのです。
これにより「紫外線が目に当たると、その信号が脳の下垂体(かすいたい)へ伝わり、全身にメラニン色素を生成する。」ということが発見されたのです。
夏場の海では当たり前、ここ近年では日常生活でもほぼ当たり前になっていきている日焼け止めクリームを肌にいくら塗ったとしても、目に紫外線が入ると全身が黒く日焼けしてしまうということ。子供を海に連れていって、自分は日陰から見守っていたにも関わらず、日焼けしてしまう。これは反射から発生する紫外線が原因と思われます。
特に夏とは逆の冬場の紫外線は警戒されにくいため、サングラスを着用される方は少ないと思います。しかし、警戒が弱まるこの季節だからこそ、対策をされていない分、日焼けする原因の一つでもあるのです。
目を守るということは、美白にも繋がると言えます。
次回は「目に紫外線…白目が黄色くなる!?」ついてご説明したいと思います。