皆様こんにちは。今回の木下ブログはサングラスの透過率について解説いたします。
サングラスをお選びになる際、見た目の濃淡だけでなく数値としてしっかり表記されている可視光線透過率も合わせて確認する事で、ご利用シーンやライフスタイルにフィットしたサングラス選びができるようになります。デザインやデイティールだけでなく透過率にも着目いただければと存じます。サングラス選びの目安になる情報を書きまとめておりますのでご一読いただければと思います。
可視光線透過率とは?
シーズン別おすすめ透過率
レンズカラーについて
まとめ
可視光線透過率とは?
可視光線透過率について解説をいたします。サングラスについているタグや、店頭のPOPに記載されていることの多いこの表記。一体どういう意味なの? と思われる方も多いと思います。
メガネやサングラスには大体可視光線透過率や透過率という表記があります。可視光線透過率… 専門用語でなんだか難しそうな字面ですが実はすごく単純で、要するに瞳にどれたけの量の光を取り込むかという表記です。わかりやすく解説をするために極端な例をあげると、可視光線透過率が0%の場合は瞳に全く光が入らない真っ暗な状態です。逆に可視光線透過率が100%と言うのは光を遮る物がなにもない、裸眼と変わらない状態です。つまりサングラスのレンズカラーが濃いものは可視光線透過率の数値が低く、レンズカラーが薄いものは可視光線透過率の数値が高いということになります。
シーズン別おすすめ透過率
シーズン別のおすすめ透過率について解説させていただきます。
先述した可視光線透過率は個人差やお好みはもちろんありますが、季節や天候などに合わせて透過率違いのサングラスを使い分ける事をおすすめいたします。
サングラスのハイシーズンとされる真夏であれば、可視光線透過率30%未満のものがお使いいただきやすいです。特に真夏の日中は太陽光が強く降り注ぐため、透過率30%以上のレンズカラーだと眩しさを感じる場合があります。
個人差はありますが、ハイシーズンの日中専用と言う事であれば、可視光線透過率15%前後の色の濃いサングラスでも差支えなくお使いいただけます。反面、冬場など日差しが穏やかな場合は、可視光線透過率30%以上のレンズカラーであれば適度に光を取り込んでくれるので、暗くなりすぎず快適な時間をお過ごしできると思います。
レンズカラーについて
前回までのブログ「可視光線透過率とは」 「シーズン別おすすめの透過率」でサングラスの可視光線透過率=瞳に光を取り込む量について解説しましたが、今回は番外編としてレンズカラーの特徴についても解説いたします。
サングラスをお買い求めになる際に、透過率と合わせてレンズカラーの特徴についても知っているとライフスタイルに適したチョイスが出来るかと思います。
お伝えしやすいように『TALEXレンズ』を例に挙げご説明いたします。
タレックスではレンズカラーを3つのグループに分けてラインナップしております。
・自然のままに見える【グレー系】
・シャープで立体的に見える【ブラウン系】
・明るく鮮明に見える【イエロー系】
こちらの3つのエレメントの組み合わせで視覚バランスが構成されております。
【グレー系】
普段使いであれば、裸眼と比較しても色の変化が少ないグレー系のレンズがおすすめです。
【ブラウン系】
俊敏に動く対象物を目で捉える必要があるアクティブなスポーツシーンには、コントラストを高めるブラウン系が適しています。
【イエロー系】
曇りや雨の日には、光量が少ない場面でも明るい視界を確保するイエロー系のレンズがおすすめです。
前項で伝えした透過率と合わせサングラス選びにご活用いただければ幸いです。
今回のサングラスの透過率についてのブログは以上です。
このブログを書いたきっかけは私自身がサングラスを複数所持するようになり、新しいサングラスを購入する際には必ず可視光線透過率とレンズカラーを選定しています。
四季や天候に合わせサングラスを掛け替えすることで快適なサングラス生活を過ごす事ができるからです。皆様もぜひ今回のブログをご参考いただければと思います。
次回のブログもご期待ください。