これまでのブログで、登山とは切っても切れない関係の紫外線についてお話をさせていただきましたが、今回は登山でサングラスをかけることによるメリットをお話しさせていただきます。
偏光サングラスをかけることのメリットとして、地面や木々の葉などからの反射がなくなりますので、登山道がハッキリ見えるようになりますし、比較的反射の多い岩場でも、岩の弱点であったり、浮石かどうかの判断もしやすくなります。太陽光や紫外線から目を守るだけでなく、視界が落ち着き、無意識の間に目をリラックスさせることができるのです。結果、登山でサングラスをかけることにより、体力的にも精神的にも疲れない。安全で、より楽しい登山をお楽しみいただけると思います。
実は…
サングラスをかけていない場合、強い光により、目に入ってくる光を調節する力を使いすぎている場合があります。サングラスをかけていても、濃すぎる、または薄すぎるレンズカラーを着用すると、無意識のうちに目が疲れている可能性があります。
これらのことから、しっかりと自分に合ったサングラスをかけることが必要です。
さらに、山の天気に合わせてレンズカラーを変えるだけで、快適な登山になります。場合によってはレンズカラーの使い分けもよいでしょう。樹林帯だけを歩く登山で濃いレンズは必要ないですし、開けた稜線を歩く登山では直射日光をしっかりと抑えることができるレンズが必要不可欠ですよね。
天候やよく行く山域に合わせてサングラスを選んでいただくと、より快適な山行になるでしょう。
次回は『登山で女性にサングラスをかけてもらいたい3つの理由』のまとめ記事です。