みなさまは“偏光レンズ”をご存知でしょうか?
「聞いたことはあるけど、実際どんなものかは知らない」という方が多いのではないでしょうか?
偏光レンズとは、レンズの中に「偏光膜」という特殊なフィルムが入っており、その偏光膜の中の横一列に並んでいる分子の層が、視界の上下・斜めからくる反射光をカットします。ブラインドカーテンのようなイメージですね。
説明だけでは、なかなかピンとこないと思いますので、下記の写真をご覧ください。
ご覧のとおり、きれいに反射がなくなっています。
全く同じ場所で全く同じモノを見た場合でも、偏光レンズを着用することで、こんなにも視界が変わるのです。
偏光レンズは様々なジャンルで需要があります。例えば車の運転であれば、路面やフロントガラスの反射が消えクリアな視界がキープできますし、釣りであれば水面のギラツキがなくなり、水中が見やすくなる=魚を見つけやすい。となるわけです。
次回は「調光レンズ」についてご説明させていただきます。