今回のレンズ編では、トゥルービュー・トゥルービュースポーツ・トゥルービューフォーカスの3色をご紹介いたします。
夏山の高山、稜線歩きや縦走を考えると、直射日光をやわらげてくれるもの、かつ反射をしっかりと抑えてくれるレンズが必要だと考えます。
【トゥルービュー】
可視光線透過率30% 雑光カット率99%
トゥルービューは「地球上のあらゆる光の環境に応じて、三原色を忠実に再現するレンズカラー」として、特許を取得しています。上記の写真の通り、レンズ着用前と比べても違和感がない。色が変わらないので、サングラスをかけていることを忘れて登山に集中できます。
【トゥルービュースポーツ】
可視光線透過率30% 雑光カット率99%
比較的ナチュラルな視界。トゥルービューと比べると、コントラストが上がり、少しだけ明るく感じさせてくれます。ナチュラルな視界+コントラストをもとに、物体が本来持つ色を忠実に再現しながらエッジ部分を強調します。
【トゥルービューフォーカス】
可視光線透過率12% 雑光カット率99%
トゥルービューの自然な色合いを残しつつ、レンズカラーを濃くしているため、きつい直射日光を抑えてくれます。特に太陽光が厳しい夏の高山、縦走では非常に使いやすいレンズです。
トゥルービュー、トゥルービュースポーツは、比較的薄いレンズカラーですので幅広い天候でお使いいただけます。トゥルービューフォーカスは濃いレンズですので、夏の強い直射日光を抑えてくれます。また、どのレンズも雑光カット率99%ですので、足元の岩の反射や草花の葉っぱのギラツキをしっかりと抑え、足元を自然にしっかりと見ることができます。
目の健康を考えたうえで、サングラスは登山に「あったらいいもの」ではなく、登山には「必要なもの」と考えていただけたらと思います。
次回は「高山の長期山行、縦走にサングラスがなぜ必要なのか」を解説いたします!