「アウトドア用サングラス」の最高峰
大阪のタレックス光学工業は世界でも珍しい偏光レンズ専門メーカーだ。釣りの世界では以前から有名だったが、その「見えやすさ」が登山でも評価され、昨年の三浦雄一郎さんのエベレスト登頂にも採用された。
偏光レンズは、2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み込むことで、一定方向の光をカットし、光の流れを整える。じつは僕らの暮らしのなかには空からの紫外線のほかにも、木漏れ日や照り返しなど、眼にストレスを与える”雑光”があふれている。これを取り除くことで、見やすく、心地よい視界が得られるのだ。
また、雑光を取り除くとストレスホルモンの上昇が抑えられ、疲労予防にも大きな効果が得られることが、同社と大阪市立大学大学院医学研究チームの共同研究で実証されているそうだ。つまりこいつは”光の空気清浄機”のような存在なのである。
(本文中より抜粋)